阪神は14日の広島戦(マツダ)に1―6で完敗。連勝は4でストップし、2位・巨人とのゲーム差は「2」に縮んだ。

 先発・才木浩人投手(27)が誤算だった。2回に秋山、小園の連打で無死一、二塁とされ、投手・森下の適時左前打で先制点を献上。さらに3回には菊池の左翼スタンドへの6号ソロ、4回にも佐々木のレフト上段へ飛び込む4号ソロを許した。

 結局5回の打席で代打・ガルシアを送られて降板。4回54球を投げて6安打3失点で5敗目(7勝)を喫し、試合をつくることができなかった。

 試合後、右腕は「変化球、真っすぐもそうですけど、変化球は甘く入った部分も多かった。そこの甘さかなと思います」と反省。「疲れはみんなあると思うし、条件はみんな一緒かなと思うので。コンディションの維持の仕方をもうちょっと詰めてやっていければ」と話した。

 2番手でマウンドに上がった門別も鯉打線の勢いを止められなかった。5回一死二塁からファビアンの適時三塁打で追加点を与えると、続く坂倉の二ゴロの間にも三走の生還を許し、リードを広げられた。6回には一死三塁から打球が左腕を直撃しイニング途中で降板。試合後はアイシングを巻いた状態で球場を後にした。

 打線も3連勝を飾った巨人戦の勢いを持ち込めず。鯉先発・森下に対して8回一死二、三塁から高寺の三ゴロの間に1点を返すのが精一杯。序盤から広げられた点差を縮めることができず、反撃の流れをつくれなかった。

 藤川球児監督(46)は「タイムリーを森下投手に打たれて、その後もホームランでとんとんと。それから門別もすぐにタイムリーを打たれて、流れをつかみきる要素が難しかった」と悔しさをにじませながら「明日切り替えていいゲームにしなければと思います」と前を向いた。

 一気に首位独走態勢に入りたいところだったが、投打ともに奮わず敵地で足踏みとなった。