広島が14日の阪神戦(マツダ)に6―1で快勝し、今季ワーストの7連敗を阻止した。立役者となったのが森下暢仁投手(28)だ。8回5安打1失点の好投で6月13日の楽天戦(楽天モバイル)以来となる今季6勝目。バットでも先制適時打を放ち、投打でチームを救った。
立ち上がりから安定していた。3回まで一人の走者も許さず、4回に近本、高寺の連打で無死一、二塁とされたが、森下を遊ゴロ併殺打、佐藤輝を空振り三振。5回の二死一、二塁でも代打・ガルシアを空振り三振に仕留めた。8回に1点を失ったものの、113球を投げ抜いた。
自らのバットでも流れを引き寄せた。2試合連続零敗で24イニング無得点だった打線は、2回二死一、二塁で森下が才木から左前へ先制適時打。25イニングぶりの得点を奪うと、3回に菊池が6号ソロ、4回には佐々木が4号ソロを放つなど、打線も勢いに乗った。
お立ち台に上がった右腕は「ほんと勝てて良かったです」と安堵。4回のピンチを切り抜けるなど首位・阪神打線を封じ、「ほんとリーグで強いチームなので、そのチームに投げ勝つことができて、ほんと自信になりました」と手応えを口にした。
7月には不振で二軍調整を経験。一軍復帰戦となった7日のDeNA戦(横浜)は7回2失点ながら黒星を喫した。それでも新井貴浩監督(49)は「前回の登板から明らかに変わってましたし、今日のピッチングが彼本来の姿だと思います」と復調を評価した。
二軍で過ごした期間について森下は「あんまり振り返りたくはないんですけど」と本音を漏らしつつ、「ここから投打でチームを引っ張っていけるように頑張っていきます」と言葉に力を込めた。












