ドロ沼に底はあるのか…。パドレスは4日(日本時間5日)の敵地ドジャース戦に0―3の零封負けを喫し、とうとう8連敗となった。

 オープナーを使ったこの日は2回からキャニングが5回まで4イニングを1失点。しかし、打線が相手先発の山本に7回まで10三振を喫したばかりか1得点も挙げられず、計4安打で敗れ去った。

 同地区の首位を独走するドジャースに歯止めをかけるどころか、直接対決で3連敗。ダイヤモンドバックスにも抜かれて3位に後退し、43勝45敗で借金は「2」に膨らんだ。59勝31敗で貯金28のドジャースとはあまりにも対照的で、ワイルドカード争いも8位と危機的な状況だ。

 この日「1番・右翼」で先発出場し、4打数2安打で唯一の複数安打をマークしたフェルナンド・タティス外野手(27)は「必死に戦っている」と強調しつつ「今は全然面白くないね」と「MLB公式サイト」に思いを吐露した。

 162試合のシーズンでは好調の波もやってくれば、不調の時期もある。それにしても8連敗はあまりにも長く、最後に勝利したのは6月26日(同27日)で行われた本拠地でのドジャースだ。7月に入って未勝利で連敗中に3度の2桁失点を味わい、得失点は「27―73」と衝撃的な成績となっている。

 タティスは「うまくかみ合っていない」と話し「キャニングは今日素晴らしいピッチングを見せた。僕らは彼を援護できなかった。本当にタフだ」と現実を直視した。

 こうした苦境を踏まえ、同サイトは「パドレスは勝率5割を2ゲーム下回り、ナ・リーグのワイルドカード争いでは(上位3位圏内まで)実に5ゲーム差をつけられている。トレード期限までは1か月を切っている。負けが重なるほど、パドレスは今季のトレード期間中に選手を放出することを真剣に検討せざるを得なくなるかもしれない」と伝えた。

 宿敵のドジャースとはすでに15ゲーム差。焦点は優勝争いよりも球団が打つ次の一手に移ろうとしている。