マーリンズの先発投手が7回まで完全投球を続けながら降板させられ、大きな波紋を呼んでいる。5日(日本時間6日)の敵地アスレチックス戦に先発したマーリンズのエウリー・ペレス投手(23)は7回を終えた時点で92球を投げ、無安打、無四球と一人も走者を出さず、8奪三振の快投を披露。8―0で大量リードしており、パーフェクトゲーム達成の期待が高まった。
ところがクレイトン・マッカロー監督(48)は8回のマウンドに2番手のレイク・バガ―投手(31)を送り込み、完全試合は消滅。球場には「SHAME!(恥を知れ)」の大コールが沸き起こる異様なムードとなった。
試合後、指揮官は交代理由を「この試合に臨むにあたり『90球+打者一人』という投球数があった」と現地メディアに説明。ペレスは右足の負傷で5月下旬に負傷者リスト(IL)入りしており、この日が復帰3戦目だった。
「レギュラーシーズン終了後も見据えて戦っていることを踏まえると妥当なラインだった。エウリーはその先を見据えた戦いにおいて重要な役割を担うことになるからね。彼を続投させたいという気持ちに心が揺さぶられる部分もあったが、エウリー自身のこと、球団のこと、チームのこと、そして今後も勝ち続けるために何が最善かを考えなければならなかった。だから、投球数の状況を考慮した上での、計算された決断として彼を降板させたんだ」
この決断にファンは納得がいかず、大荒れ。米メディア「ヘビー」は「間違った決断だった。若い投手がそんな歴史的瞬間を迎えるチャンスを奪うべきじゃない。マッカローは度胸がなく、ひどい監督だ」「あと25~30球投げたところで、彼の腕が壊れるわけじゃないだろう」「メジャーリーグの歴史上、24万試合以上が行われてきたが、完全試合が達成されたのはわずか24回だ。確率は文字通り0・0001%しかない。少なくとも走者を許すまでは彼を投げさせるべきだった」…とSNSにあふれる指揮官批判の声を掲載した。
なお、試合はマーリンズの救援陣が打ち込まれて8失点し、終わってみればマーリンズは9―8で辛勝という大味な結果となった。












