ドロ沼のパドレスが〝暴発〟だ。5日(日本時間6日)の敵地ロサンゼルスでのドジャース戦で早々とクレイグ・スタメン監督(42)ら首脳陣2人に退場処分が宣告された。

 まさかの展開が訪れたのは初回だ。先頭打者のタティスが2球目のハーフスイングを「ストライク」と判定され、ゴインズ内野コーチらがベンチで憤慨。怒りは収まらず、3球目が投げられた後に退場が言い渡されると、球審のもとに出向いたスタメン監督も退場を告げられた。

 ドジャー・スタジアムは大歓声に包まれたが、初回からかじとり役が不在となる異常事態。「MLB公式サイト」によると、スタメン監督は通算3度目の退場だが「13年間の現役時代は一度も退場処分を受けたことがなかった」という。そんな指揮官が審判に食ってかかった理由はやはりチーム状態にあるようだ。

 同地区の首位を独走する宿敵を相手に試合前まで3連敗を喫し、直近でも8連敗中。ズルズルと坂道を転げ落ち、勝率5割も下回って借金生活に突入している。同サイトは指揮官らは必死に前を向こうとしていると前置きした上で「しかし、明らかにフラストレーションが募っていたのようで、日曜日の1イニング目でそれが表面化した」と分析している。