セ・リーグ最下位の中日は12日の広島戦(バンテリン)に1―5で敗れて連勝は「3」でストップ。5位の広島とは2・5ゲーム差に広がった。
先発の金丸は1点リードの6回、ファビアンに逆転3ランを食らって7敗目(5勝)。井上一樹監督(54)は「ユメ(金丸)は球が走ってなかったわけでもなく、まずまずのボールを投げていたが、6イニング目というのは課題なところがある。将来的にはエースになってもらわないと困るピッチャー。勉強勉強って言ってる場合でもないので、そこは反省してもらう」と今後の巻き返しに期待した。
この日、勝っていれば勝率で広島を上回り、5月9日以来の5位浮上となっていたが、それも幻に…。ずっと最下位に張りついている中日だが、球団内やOBの間からは借金がなかなか減らない原因として3つの理由が指摘されている。
まずは日曜に勝てず波に乗れないこと。この日も敗れて日曜は3勝12敗の勝率2割に低迷している。
2つ目は阪神戦で連敗が続くこと。今季は阪神に2度の3タテを食らうなど、ここまで3勝10敗と大きく負け越している。巨人戦(7勝7敗)、ヤクルト戦(5勝5敗)と他の上位チームとは互角の戦いを見せているが、阪神と戦うたびに借金が増えている。
そして低迷の最も大きな要因となっているのが「ビジターで勝てていない」(中日OB)ことだ。ホームでは22勝22敗と5割をキープしているものの、敵地では10勝27敗1分けと大きく負け越している。借金返済のためには、残りのビジターゲームでの黒星をどれだけ減らすことができるかにかかっているといっても過言ではないだろう。
14日からは阪神(バンテリン)、巨人(東京ドーム)、ヤクルト(神宮)と上位3チームとの9連戦が待っている。井上監督は「連戦が続くと野手はもちろん、ピッチャーの台所がきつくなってくる。片寄ったピッチャーの中でやっていくわけにはいかないので、そこはうまいことやりくりしていきたい」と話したが、この9連戦で「日曜日ゲーム」「阪神戦」「敵地での6試合」でどれだけ白星を重ねられるのか。ここで負け越せば今年もまた「Bクラス確定」となりそうだ。












