なかなか波に乗れない。中日が5日の巨人戦(バンテリン)に0―1で敗れ、連勝は「3」でストップ。借金は「17」となってしまった。

 先発・金丸は7回5安打1失点と役割を十分に果たしながらも6敗目を喫した。2回に笹原にプロ入り初本塁打を許し、これが決勝点。2年目左腕は「悔しい一発でした」と唇をかんだ。

 最下位脱出のためにも連勝を重ねたかったドラゴンズだが、気になるのが日曜日に全く勝てないということだ。今季、日曜日に行われた試合は3勝11敗の借金「8」。曜日別でもぶっちぎりの最低勝率(2割1分4厘)となっている。

 日曜日にホームのバンテリンドームで行われた試合は、7試合すべて3万6500人以上の超満員となっているものの1勝6敗となかなか勝てない。これには球団サイドも「満員のお客さんに白星を届けたいのですが…」と渋い顔だ。

 日曜日に勝てないということで思い起こされるのは星野監督(故人)時代の1998年だ。この年、中日は紫紺の縦じま&ノースリーブデザインの「サンデーユニホーム」を導入。日曜日のホームゲーム限定で着用した。

 ところが、星野監督の「日曜日は絶対に勝たなあかん! 月曜日に試合がないから日曜日に負けると2日間嫌な気持ちのまま過ごさなあかんから」という思いとは裏腹に、サンデーユニホームで臨んだ試合では3勝9敗。大きく負け越し、〝惨デーユニホーム〟〝惨デードラゴンズ〟とやゆされる事態に…。結局、サンデーユニホームは同年限りで廃止されてしまった。

 その98年よりもさらに日曜日に勝てなくなっている今季のドラゴンズ。井上一樹監督(54)は98年にレギュラーに定着し、当時のことをよく覚えているはずだけに日曜日の成績についてはじくじたる思いがありそうだ。