中日は3日の巨人戦(バンテリン)に1―0で勝利した。先発した大野雄大投手(37)は8回2安打無失点の好投で6勝目。井上監督は「大野雄大みたいな投手がもう1人いたらなと思うぐらい、頼もしい投球だったと思います」とベテラン左腕のピッチングを大絶賛した。

 最下位に沈む中日だが、バンテリンドームはこの日も3万6674人のフルハウス。6月2日のソフトバンク戦からバンテリンドームのゲームでは9試合連続「満員御礼」となっており、チーム成績とは関係なく入場チケットの売れ行き好調が続いている。

 4回表終了時にはセンタービジョンに7月と8月のチケット販売状況が映し出されたが、7月4日の巨人戦から8月23日のヤクルト戦までの23試合のうち、チケットがほぼ売り切れの状況を示す「×」が表示されたのは実に18試合。「△(残りわずか)」が4試合で、チケット販売に余裕がある「○」は8月4日のヤクルト戦1試合だけだった。夏休みと重なる7月と8月も、バンテリンドームの「満員御礼」が続くことは間違いなさそうだ。

 昨年、中日の観客動員数は252万0382人(72試合)を記録し、NPBの観客数が実数発表となって以来の最多動員を記録したが、今季はそれを上回るペース。中日の今季主催ゲーム数は昨年より1試合少ない71試合となっているが、このままいけば2年連続の250万人突破も十分に期待できそうだ。

「本当にありがたいことです。それだけにファンの皆さまに勝利を届けたいですね」と球団サイドは感謝しきり。どんなに低迷していても球場に足を運んでくれる熱いファンの思いに、井上竜は残り試合でどれだけ応えることができるか――。