日本ハムが先月下旬から着用し始めた〝新ユニホーム〟が球団周辺でにわかに注目を集め始めている。
チームは先月末から北海道を盛り上げる毎年恒例のイベント「WE LOVE HOKKAIDO & FIGHTERS 2026」を開催。この企画にちなんで先月26日の西武戦(ベルーナ)から今月16日までの計17試合で期間限定ユニホームを使用する予定だが、このユニが事前の評判以上に「勝運」を呼び寄せているからだ。
北海道の壮大な大地を表現したブラウン基調のユニホームは当初、ブラウンよりやや黄色のイメージが強いこともあってか、あるナインは「ちょっと黄土色というか黄色の感じがちょっと…」と困惑。新庄剛志監督(54)も着用当初から「このユニホーム、どうですか?」と苦笑いを浮かべ「もうちょっと濃いめの茶色だったら雰囲気が出るかな、というところがありますけど」と珍しく注文を付けるほどだった。
だが、そんな見た目の問題とは裏腹にいざナインが着用して試合に臨むとチームは初戦の黒星以降、直後から5連勝をマーク。3日の楽天戦(楽天モバイル)はエース・伊藤の乱調などで大敗もここまで新ユニ7試合で5勝2敗の高勝率を誇る。加えて2日のオリックス戦(エスコン)では初回先頭の水谷から4番万波まで4者連続本塁打というプロ野球記録の離れ業まで成し遂げた。
こうした快挙も重なってか、今ではチーム周辺で新ユニに違和感を抱くやからは激減。それどころか「このままチームが好調なら7月中旬で(新ユニを)終わらせるのはもったいない。シーズン終盤の勝負どころで復活してもいいのでは」という声も出始めているのだから球団関係者も「最初の評判が微妙でしたからね。評価が上がってきたのはうれしい」と喜びを隠せない。
日本ハムは新庄監督就任以降、赤と黒を基調にした「襟付きド派手ユニ」や「黒ユニ」など数々の独自ユニホームを採用。その大半が好成績を残してきた。今回の「黄土色ユニ」は現時点で歴代ユニを超える好成績を残す可能性も秘める。周囲の期待は高まるばかりだが…。
着用試合は残り10試合。北海道を本拠とする日本ハムだけに新限定ユニは「幸せの黄色いハンカチ」ならぬ「幸せの黄土色ユニ」となるか。注目が集まる。












