すでにリーグ優勝を決めているソフトバンクは22日、2位・西武戦(みずほペイペイ)に6―5で競り勝ち、ゲーム差を10・5に広げた。

 NPBは今季からCSファイナルステージのルール変更を決定。首位に10ゲーム差以上を引き離されたチームが勝ち上がった場合、1位球団のアドバンテージがこれまでの「1勝」から「2勝」に増えた。「10ゲーム差」を意識した中で迎えた直接対決。リーグ3連覇を果たした王者が地力の差を見せつけた。

 試合を決めたのはチームの精神的支柱・柳田悠岐外野手(37)だった。2―2で迎えた7回。二死一、二塁から相手4番手・篠原のチェンジアップにうまく反応して右翼テラス席に運んだ。「(バットの)先に当たったので、どうかなって思いましたけど、みなさんの声援でテラスまで飛ばしていただきました」。決勝の18号3ラン。来月9日に38歳を迎える大砲が、衰え知らずのパワーと技術で放ったアーチだった。

 小久保監督は試合後「相手の勝ちパターンの一人から。CSで当たることもある。嫌なイメージを植え付けられた」と称賛。プロ2年目で29ホールドをマークし、西武の中継ぎ陣では欠かせない戦力となっている篠原を打ち崩す価値ある一発だった。

 これで今季の西武戦は通算13勝11敗となり、シーズン勝ち越しが決定。ポストシーズンを見据え、23日の最終戦も意義あるゲームにしたい。