パイレーツのポール・スキーンズ投手(24)の〝激白〟が波紋を呼んでいる。スキーンズはメジャー2年目の昨季、10勝10敗、防御率1・97でサイ・ヤング賞に輝いたが、今季は球速が低下しここまで10勝11敗、防御率3・91とシーズンを通して苦戦。
地元紙「ピッツバーグ・ポスト・ガゼット」のインタビューで不振の一因として「あれ(WBC)がある種、根本的な原因だったような気はします」と打ち明けた。
前倒しとなった調整がパフォーマンスに影響したという主張だが、これに米メディア「ファンサイデッド」が異議を唱えた。「この主張は決して荒唐無稽なものではない。ただ、一つ問題がある。もしWBCが本当にMLBの長いシーズンに向けた準備を困難にするものだったとしたら、なぜ他の多くのメジャーリーグのスター選手たちには何の問題も見られなかったのだろうか? 2026年WBCに出場し、その後のMLBシーズンで大活躍したスター選手は数多くいる」と指摘。WBCに出場しながら今季も活躍している同じ米国代表のプライス・ハーパー(フィリーズ)、ピート・クローアームストロング(カブス)、日本代表の山本由伸(ドジャーズ)らの名前を挙げ「期待通りの成績を残せなかったWBC出場者はスキーンズだけではない。しかし、それ以上に多くの選手がWBCに参加した後、メジャーリーグのシーズンが始まると、まさに『いつもの自分』らしいプレーを見せている」と解説した。
「山本は2025年にドジャースのワールドシリーズ制覇に貢献しつつ重責を担い、その春のWBCでも日本代表の先発ローテーションの柱として活躍した。それ以降もロサンゼルスの投手陣の『大黒柱』であり続け、何らかの怪我に見舞われなかった数少ない先発投手の一人だ。もしWBCが投手に悪影響を及ぼすものだとしたら、山本が近年背負ってきた負担の大きさを考えれば、その影響が彼に表れていてもおかしくないはずだ」という同メディアはスキーンズの主張を「苦しい言い訳」とバッサリ。「スキーンズは2026年の不振を説明するために新たな説を唱えているが、残念ながらその理屈には説得力がない」と切り捨てた。












