パ首位を快走するソフトバンクは6日の3位・日本ハム戦(みずほペイペイ)に2―6の逆転負けを喫し、連勝が5で止まった。試合がなかった2位・西武とのゲーム差は「7・5」に縮まり、優勝へのマジックナンバーは「37」のままで足踏み。2―2の同点で迎えた8回に救援陣が崩れて大量4点を失い、日本ハムに今季ホーム9試合目にして初めて黒星を喫した。
勝敗はつかなかったが、先発のカーター・スチュワート投手(26)が6回5安打、2失点で2試合連続のクオリティースタート(6回以上、自責3以下)をマークして存在をアピールした。5回まで散発3安打、無失点に抑えて球数78球と快調だったが、1点リードの6回一死から相手主砲・レイエスに一時逆転を許す24号2ランを被弾。本人が「レイエス選手に投げた1球。あのボールだけは悔いが残ります」と振り返ったように、カウント1―1から甘く入った失投が悔やまれた。
球団は先月末、補強期限ぎりぎりで新外国人投手のジャクソン・ラトリッジ投手(27=前フィリーズ傘下3A)を獲得。絶対エース・モイネロの一軍戦列復帰が近いだけに、スチュワートにとっては意地の見せどころを迎えている。今季はここまで13試合に先発して6勝4敗と白星先行ながら、防御率5・05。6イニング以上を投げたのはこの日を含めてわずか3度と期待値を下回るパフォーマンスと言える。
願わくば前半戦の先発陣容が苦しかった時期にもっと存在感を示してほしい投手だった。市場全体の質、量が乏しいシーズン途中の助っ人補強はかねて難易度が高い。事情を承知の上で現場は補強を要請し、フロントはラトリッジ獲得を決めた。待望の新戦力は来週にも来日予定だ。今季で2年総額1000万ドル(約15億8000万円)の契約が満了するスチュワート。置かれた立場を本人も察しているに違いない。この試合を複数人体制で視察に訪れたメジャー球団もあった。言うまでもなく、後半戦のパフォーマンスが重要となる。












