高木三四郎(55)の30周年記念プロジェクト「M&Aプロレス」25日の新宿フェイス大会で、新日本プロレスの永田裕志(57)がガンバレ☆プロレスの大家健(48)とのシングルマッチで貫禄勝利を収めた。

 序盤から強烈な打撃で大家を圧倒した永田は、ダイビングショルダーアタックで反撃を許すとカミカゼを決められる。それでも炎のスピアーをキャッチし、ナガタロックⅡで再び攻勢に出た。

 大家に炎のスピアーを決められながらも3カウントは許さない。掟破りのエクスプロイダーを阻止すると、エクスプロイダーを発射。最後は延髄蹴りからの岩石落とし固めで3カウントを奪ってみせた。

 試合後のリング上では大家から「俺ずっとテレビ見てたんですよ。テレビで見ていた人が、同じリングに立って試合をしている。でもこれは現実なんだ。憧れの目で見ているだけじゃ勝てない、今日はそう思いました! 10年後って言ったら誰かのマネになっちゃうよな。5年だ! 俺は2030年! 永田さん、あと5年続けられるように俺にカツください」と5年後の再戦を呼びかけられた。永田は「お前のエルボー痛えな。プロレスはあんまうまくないけど、魂の込もったエルボー痛かったよ。本当に強い人間を教えてやる。例え負けたとしても、例え転んだとしても、必ず自力で立ち上がる人間が強い人間だよ。だからお前はすでに強い人間だよ」と呼応するとビンタ。「お前に負けないように、俺もあと5年しっかり鍛えておく」と約束した。

 M&Aプロレスは今大会限りで解散し、8月19日上野大会からは「超日本プロレス」として再出発する。高木から同団体のエースとして指名された永田は、旗揚げ戦でバラモン兄弟(シュウ&ケイ)から共闘を要請された。「いい夏の思い出作ろうぜ」と〝バラモン・ユウジ〟として勧誘を受けたが、永田は「ごめんなさい」とNGを出して足早に会場を去って行った…。