手厳しい言葉の真意は――。新生ゼロワンのシングルリーグ戦「火祭り2026」(11日、TOKYO SQUARE in Itabashi)のBブロックで、中嶋勝彦(38)が大日本プロレスの橋本大地(34)を破り、2勝目を挙げた。
初出場Vへ向けて突っ走るが、この日は大地の父でゼロワン創始者の〝破壊王〟こと故橋本真也さん(享年40)の命日だった。221人満員の観衆は大地へ声援を送ったが、中嶋は奮闘する破壊王2世を貫禄で退け、試合後には「橋本大地、何やってんだ!」と手厳しい言葉を浴びせた。父の命日に劇的勝利を期待していた観衆からも、何と「よくぞ、言ってくれた!」の声も飛んだ。
きつい言葉を発した真意は何か。試合後の中嶋を直撃すると「意味はみんなが思ってることと一緒ですよ。そのまんまですよ、何やってんだと」と、苦笑いする。大地とは新人の頃に戦って以来の一騎打ちだというものの、橋本さんとの〝因縁〟はある。21年前の7月、師匠の佐々木健介&北斗晶夫妻とともに、中嶋も橋本さんの葬儀に参列したという。
葬儀で橋本さんの乗った車はテーマ曲「爆勝宣言」が流れる中、駆けつけたファンから涙の橋本コールで送り出された。中嶋は「あの時の『爆勝宣言』の音が今でも鮮明に残っている」といい、橋本さんについても「歴史が証明している。俺はタイムリーで見ていないけれど、歴史を学べばわかる人」と話すほど偉大さを理解している。
それだけに言わざるを得なかった。中嶋は「橋本さんの遺志を引き継いでやったのか。本人は別の道を選んだのか。その話はわからないけれど、ファンは橋本真也という陰をそこから見たいと思うんだよね。それは自然とね、彼本人が望んでいなくても。俺はそういうことだと思う。直接、橋本大地に言える立場ではないけれど、プロレスラーの先輩として言った。何やってんだと」と、熱い口調で思いを語った。
2011年3月にデビューしてから15年〝破壊王2世〟の看板を背負って戦ってきた大地に、15歳でデビューしてキャリア23年になった先輩が浴びせた言葉。その真意をどう受け止めるのだろうか。














