全日本プロレス11日の横浜大会で、3冠ヘビー級王者の宮原健斗(37)が、次期挑戦者の綾部蓮と火花を散らしている。

 V8戦(25日、神戸)を控える宮原はこの日、小藤将太、安齊勇馬と組んで、綾部、ライジングHAYATO、青柳亮生組と6人タッグマッチで激突。宮原は序盤から激しく綾部とぶつかり合い、場外でも激しい攻防を繰り広げた。怒りが収まらない宮原は、HAYATOを相手に戦う最中にもロープ越しに綾部へビッグブーツをさく裂させる暴れっぷりだ。さらには掟破りのアイアン・メイデン(チキンウイング式ドラゴンスリーパー)で綾部をダウン寸前まで締め上げた。

 目まぐるしく攻守が入れ替わる展開が続いた。その後、小藤が青柳へフィッシャーマンズ・スープレックスを2連発でお見舞い。HAYATOの介入もスタイルズクラッシュで排除したが、その隙に青柳からラ・マヒストラルで押さえ込まれ、技ありの3カウントを奪われた。同じコーナーに立った小藤の敗北に、宮原はレフェリーに猛抗議し、ゴングが鳴った後も綾部とつかみ合う白熱ぶりとなった。

 試合後、宮原は「綾部蓮。オマエの技は全て頭の中にインプットした。オマエの得意技をあえて発表してやろう。決め技はデスルーレットとアイアン・メイデン。それだけだ」と指摘。技のパターンは読めると豪語し「オマエの技は出尽くした。オレの頭は悪くないぞ」と勝利を確信していた。