新日本プロレス6日の後楽園大会で、IWGP GLOBALヘビー級王者の海野翔太(29)がゲイブ・キッド(29=AEW)に敗れベルトを失った。
海野は6月大阪城大会でキャリア9年2か月でついに悲願の初タイトルを奪取した。しかし直後にゲイブに襲撃されたことで遺恨が勃発。新日本とAEWの合同興行「Forbidden Door」(6月28日、米サンノゼ)ではPACを相手に初防衛に成功すると、ゲイブの挑戦を受けて立つ意思を表示していた。
試合開始前にゲイブに襲われた海野は、長時間にわたる場外乱闘で大流血。それでもリングに戻ると怒りのラリアートをさく裂させ、ようやくここで試合開始のゴングが鳴らされた。
激しい打撃戦を展開した海野は、張り手合戦からナックルパートを叩き込まれる。ゲイブのラリアートをラリアートで迎撃して反撃に転じると、ここでゲイブが右肩を押さえてうずくまる。レフェリーが様子をうかがい試合は一時的に中断された。
ところがこれは狡猾なブラフだった。一瞬のスキが生まれた瞬間、素早く立ち上がったゲイブに強烈なラリアートを浴びてしまいパイルドライバーでマットに突き刺される。さらに場外、リング上と計3発のパイルドライバーを決められた。これをカウント2で返す意地を見せたものの、最後はパラダイムシフトでついに力尽きた。
ベルトをぶん投げるなど大暴れのゲイブとは対照的に、ダメージの深い海野はノーコメントで控室へ。真夏の祭典「G1クライマックス」(11日、米シカゴで開幕)を目前に、まさかの王座陥落となった。












