ノア5日の後楽園大会で、〝狂乱のプリンス〟こと清宮海斗(30)が自ら率いるユニット「オールレべリオン(AR)」の解散を発表し、照準をGHCヘビー級王座奪取に定めた。

 清宮はこの日、ARメンバーのアレハンドロとその絆を確かめるべくシングルマッチを行った。だが開始早々アレハンドロに顔面を張られるなど先手を取られると、トペコンヒーロを被弾した。それでも体格差も活かしてエルボーを叩き込むなど応戦だ。

 その後、アレハンドロの軽快な身のこなしに翻ろうされ、DDTで叩きつけられる場面などもあったが決定打は許さず。終盤のアレハンドロの猛攻を耐えきると、最後はビンタ4連発からジャンピングニー、閃光魔術弾、シャイニングランサーとつないで3カウントを奪った。

アレハンドロを攻める清宮海斗
アレハンドロを攻める清宮海斗

 試合後、マイクを持った清宮は「アレハさん、俺たちARの革命は達成しましたよね。〝ノアのリングを若い力でもっともっと盛り上げていく。そんなリングを作ろう〟と約束して、その夢は達成されたんじゃないですか」と語り掛ける。

 この言葉に会場がざわつく中「今度は俺たち、それぞれの道に向かってこのノアのリングを作ってやりましょうよ。ノアのリング、メチャクチャ変わりましたよね。だったらもっともっと、俺たちにできることを。2年と2か月、ARありがとうございました」と2024年5月に立ち上げたユニットの終えんを告げると、アレハンドロと抱擁をかわした。

 さらに清宮は「みなさん、驚かせてしまってすみません。俺たちはそれぞれの道でノアのリングを盛り上げていきます。自分にとってはもちろんGHCヘビーのベルトです。7・18インテックス、内藤哲也を倒して、清宮海斗がノアのど真ん中に立ってやりますよ」と力を込めた。

内藤哲也(右)と清宮海斗
内藤哲也(右)と清宮海斗

 これに呼応したのが内藤だ。マイクを持った内藤は「清宮選手、会場のお客さんの視線をくき…、釘付けにして、勝利する姿、さすが、今のプロレスリングノアをそうち…、象徴する選手だなって、改めて、思いましたよ」と時折言葉を詰まらせながらアピール。

 7月18日のインテックス大阪大会での一騎打ちを控えるだけに「清宮選手の先にはもちろんGHCヘビー級王座も見えてくるわけで。アナタを倒した上でGHCヘビー級王座への挑戦表明、しちゃおうかなー」と笑みを見せた。

 これに清宮も「内藤さん、ベルトを失ったと思ったら滑舌まで失ってしまうんですか? 自分もGHCのベルトを狙っているんですよ。次、俺と内藤選手、勝った方がベルトに挑戦。即ち次の試合、GHCヘビー挑戦者決定戦でどうですか」と応じるのだった。