ノア25日の後楽園大会で、GHCヘビー級王者のシェイン・ヘイスト(40)が遠藤哲哉(34=DDT)の挑戦を退け2度目の防衛に成功した。

 DDTからレンタル移籍中の挑戦者の怒とうの猛攻にさらされた。遠藤のシューティングスタープレスを浴びたシェインは、これをキックアウトすると佐々木大輔の得意技・クロスフェースに捕獲される。さらにトーチャーラックボでマットに叩きつけられた直後には、今年3月に引退した樋口和貞ばりに四股を踏んでからの2024年2月に引退した坂口征夫の得意技・神の右ヒザを決められた。

 それでも王者の意地で3カウントは許さない。再度のトーチャーラックボムをスリーパースープレックスで切り返し形勢逆転。パイルドライバー、ショートレンジラリアートから、最後はボムバレーデスで沈めた。

 激闘の余韻が残る試合後のリングにはOZAWAが登場。「本日はシェイン・ヘイストのタイトルマッチにもかかわらず仲間のKENTAが来ていないということで、OZAWAが通訳させていただきます」と買って出たのだが、これがとんだインチキ通訳だった…。シェインが「センキュー・エブリバディ。センキュー・遠藤さん」と誰もが分かる英語で話し始めたにもかかわらず「正直いまここにOZAWA選手が来てほっとしています。なぜならこの後楽園ホールの現状ご覧ください。崇高なるGHCの王座戦にもかかわらずぼちぼちの客入り。昨日記者会見を開きましたが、そこまで盛り上がらず正直限界を感じていました」とデタラメに訳されてしまう。

 さらには「我こそはと思う選手は次の挑戦者に名乗り出てほしい」と言っていたはずが「遠藤選手とのタイトルマッチはそれほど盛り上がりませんでしたが、私は思います。OZAWA選手となら盛り上がるのではないかと。お願いします。このベルトをかけて私とタイトルマッチをしていただけませんか」となぜか懇願する格好に…。OZAWAが「GHCチャンピオン様がそこまで言うなら、しょうがない。やってやる」と勝手に挑戦者に指名されて勝手に受諾したことで、両雄による王座戦が決定的となった。