女子プロレス「スターダム」18日後楽園大会の「5★STAR GP 2026」レッドスターズ決勝トーナメント2回戦で、極悪軍「H.A.T.E.(ヘイト)」の吏南が、小波との同門対決を制し、準決勝(23日、両国国技館)進出を決めた。

 開始早々、場外に落とされ、客席に投げ飛ばされた。さらに、エプロンに上った小波からミドルキックを浴びせられ、リングに戻っても左腕を執拗に攻められ、苦悶の表情を浮かべた。

 小波の蹴撃が続いたが、吏南は形勢逆転のスタイルズクラッシュをお見舞いし、トップコーナーからのダブルニードロップも決めた。ハイドレンジア(グラウンド卍固め)をロープに逃れられると、ならばとトップコーナーからにミサイルキックをさく裂させた。

 その後も一進一退の攻防を繰り広げ、粘る小波の胴締めスリーパーを脱出した吏南はPink♥Devil(変型ゴリーボム)、ミサイルキックと技を重ね、最後はタイガーリリー(パッケージドライバー)で3カウントを奪った。

 試合後のバックステージで吏南は、2年連続のベスト4進出を喜びつつ「去年もここまでは来た。リングでも言ったけど、今年と去年、シンデレラトーナメント準優勝。去年の5★STARもベスト4止まり」と苦い経験を振り返った。

「去年はヘイトの年って言われてたけど、私はなかなかタイトルに絡むこともできなかった。この悔しい1年を5★STARにぶつけたいと思ってたし、ぶつけられたと思ってる」と拳を握り「私が19歳、史上最年少優勝。スターダムに新しい歴史刻んでやるよ、覚悟しとけ」と悲願達成を誓った。