米国・AEWのPPV「ALL OUT」(イリノイ州シカゴ)が26日(日本時間27日)に放送され、米プロレス界のレジェンド、スティング(67)の息子が試合中のアクシデントで病院に緊急搬送された。
スティングの次男、スティーブン・ボーデン(34)はアメリカンフットボール選手としてケンタッキー大学で活躍し、NFLのカンザスシティー・チーフスの新人キャンプにも参加した。昨年10月のプロレス転向後は、父のタッグパートナーだったダービー・アリンと行動を共にし、今月9日の「DYNAMITE」でAEWのテレビ放送での試合に初出場した。
この日はアリンとのコンビで「ドン・キャリス・・ファミリー」のカイル・フレッチャー&ケビン・ナイトと、AEW世界タッグ王座挑戦者決定戦で対戦した。試合時間10分を過ぎると、ナイトがアリンをコーナーに逆さづりにして反対側のコーナーから「コースト・トゥ・コースト」の攻撃を狙った。ここでボーデンがアリンを場外に逃れさせ、自身がコーナー上段に上がった。ナイトと同時にコーナーから飛んで危険なコースト弾を放つも、空中で激突してしまう。ナイトのボディーにパンチを入れたボーデンはマットに落下し後頭部を強打して、ロープ際で動けなくなった。
すぐにレフェリーの要請でドクターがリングに入り、ボーデンの容体を確認し、ドクターストップの裁定が下った。中継では勝者となりタッグ王座挑戦権を獲得したフレッチャーとナイトが映し出されたが、ボーデンはアリンに心配げな表情で見守られながらストレッチャーで運び出された。その後、実況のトニー・シボーネ氏がマイクを握り、ボーデンが病院に搬送されたこと、意識があり医療チームとコンタクトを取れていることなどを公表した。
大会後の記者会見冒頭でもトニー・カーン社長がボーデンについて「彼は病院でCTスキャンを受け、検査を正常に終えて、すべて良い結果を得られた。スティーブンが明日、家族の元に帰れることを願っている」と報告。現状は大事に至っていないことを明かし、ファンを安堵させた。












