ドラディション6日の後楽園大会で、新日本プロレスのNEVER無差別級王者のウルフアロン(30)と〝炎の飛龍〟藤波辰爾(72)の初対決が」実現した。
ウルフはこの日、松本達哉と組んで藤波&ザック・セイバーJr.とタッグ戦で激突。ともに先発を買って出ると、藤波にショルダータックルからグラウンドの攻防を仕掛けていった。
さらに松本からタッチを受けたウルフは、ザックに向かって、なんとドラゴンリングインを敢行。当然のようにフロントキックで迎撃され、ザックが藤波に頭を下げるという気まずい光景も繰り広げられた。
再び藤波とのマッチアップになり、足4の字固めに捕らえられて悶絶。それでもドラゴンスープレックスには行かせず、ドラゴンスクリューは巴投げで切り返す。そのまま一気に腕ひしぎ十字固めを狙っていった。
しかし、藤波も意地を見せる。松本がドラゴンスクリューを浴びると、ウルフもリングに入って藤波に襲いかかるがドラゴンスクリューのエジキとなってしまう。
終盤は松本がザックを相手に大奮闘を見せたものの、変型の卍固めに捕獲される。救出に入ろうとしたウルフも、藤波のドラゴン張り手からドラゴンスリーパーで身動きを封じられ、松本を見殺しにしてしまった。
試合後のリング上では藤波から「ウルフ、ありがとう! 55年やってると、こんなにいいことがあるんだね」と呼びかけられた。ウルフは「デビューして1年もたたないうちにレジェンドの藤波さんと試合できて、今回改めて、戦うことに年齢は関係ないんだなって。自分の軸がしっかりしているのかが大事なんだなって。負けてしまいましたけど、学べるべき点が多かったと思います」と貴重な経験を振り返った。
ドラゴンスクリューを巴投げで切り返した場面については「足を持たれた状態から出せる技となると、巴投げが一番理にかなっていると考えていたので。それを出せたのは一つ収穫だったのかなと。闘魂、魂で戦う部分はありますけど、魂がある上に技術が乗ってくると思うので」と回想。
しかし、終盤に決められたドラゴンスクリューについては「足が取れたかと思いました」と威力に舌を巻いた。なお、ドラゴンリングインに関しては「今もう全然…記憶がありません。気付いたら上を向いていたんですけど。藤波さんと戦う上で、ドラゴンリングインに何かしら意味があると思っているので、それを確かめるために飛んだんですけど、待っていたのは足でした」と言及するにとどまった。
なお、ウルフは棚橋弘至社長のプロデュース興行「TANAHASHI JAM 2」(11月19日、後楽園)では藤波との共闘も決定済み。上村優也&武知海青(DDT)とチームを結成し、「ハウス・オブ・トーチャー」の成田蓮&SANADA&高橋裕二郎&金丸義信との対戦を控えている。













