バルセロナ五輪柔道銀メダルでプロレスラーとしても活躍した〝元暴走王〟小川直也氏(58)が、自身のYouTubeチャンネル「小川直也の暴走王チャンネル」を更新。弟子で我孫子市議会議員の〝売名王〟澤田敦士(43)との対談を公開した。
澤田が店主を務める「両国ハンバーグRIKISHI」を訪れて、約3年ぶりの再会。動画は2人の師匠だった故アントニオ猪木さん(享年79)の命日にあたる10月1日に撮影されたという。小川氏と澤田は名門・明治大学柔道部の先輩後輩の間柄で、小川氏のもとで柔道家からプロレスラーに転身している。
小川氏が大ブームを起こしたプロレスイベント「ハッスル」で練習を積み、猪木さんが主宰したIGF(イノキ・ゲノム・フェデレーション)で2007年9月にデビューした。元暴走王は当時を振り返り、「プロレスはうまい、下手ではない。いかに猪木さんに好かれるかが一番大事」と持論を展開。続けて「当時は〝反・猪木〟というか、猪木さんに嫉妬するレスラーが多かったわけよ」といい、「そこは間違えるなよ、と敦士には言ったのよ。猪木さんのプロレスあってのオレたちなんだぞってね」と、澤田に送ったアドバイスを明かした。
だがプロレスの道は厳しい。2008年6月のIGF北海道・函館大会で小川&澤田が、ザ・プレデター&ネクロ・ブッチャーと対戦。「外国人コンビはヤングボーイに手荒な祝福をするわけ」(小川氏)で、澤田は入場してくるなり、身長200センチと188センチの大型外国人コンビから襲撃を受け、「ボッコボコにされた。記憶なくなっちゃって…」という状態になった。
猪木プロレスの洗礼を浴びたルーキーは、試合前にKOされてダウン。暴走王は一人で戦うはめになったが、「あれでひるまなかったから、外国人に認められた。ビビってケツまくっちゃうのに、そこを何とかさ」とし、最後は暴走王との合体技「俺ごと刈れ」を決めて勝利に貢献した。小川氏は試合後に師匠に謝りにいったところ、ハプニング大好きの猪木さんは「いやいや面白かったぞ」と褒められたという。
澤田も翌日、函館の朝市をのぞいたところ、ファンから「すごかった、楽しかった」と声をかけられ、ウニ丼をごちそうになったとか。小川氏は「何がいいかわからない。寝ててみんなに褒められるんだから…」と苦笑いを浮かべていた。〝燃える闘魂〟の後ろ盾を得た澤田はメジャー団体の新人たちを押しのけ、同年度のプロレス大賞で新人賞を受賞している。












