ドラディション6日の後楽園大会で、藤波辰爾の長男・LEONA(33)がドラゴンゲートのストロングマシーン・Jとのシングルマッチで激突し、15分時間切れ引き分けに終わった。
昭和プロレス史に残る「お前、平田だろ!」事件(1985年5月17日、熊本)から実に41年半、藤波とS・S・マシンの息子同士による一騎打ちが実現。Jの奇襲を受けたLEONAは攻め込まれる時間が続いたが、トぺ・スイシーダで反撃に転じる。ジャンピングハイキック、フィッシャーマンズバスター、ブレーンバスターを決めるとスリーパーホールドで捕獲していく。
残り時間3分を切ったところでセントーン、ラリアートを浴びて再び劣勢に。それでも魔神風車固めだけは阻止し、ドラゴン張り手から足4の字固めに捕らえた。
残り時間が1分を切っても両者は一歩も譲らない。LENOAは再びの魔神風車固めを防いで足4の字固めに移行したが、ギブアップは奪えず試合終了のゴングが鳴った。
今年8月にはドラゴンゲートマットで「二世タッグ」としてタッグリーグにも出場するなど、普段は盟友関係にある。試合後のLEONAは「J、やっぱりお前…」と父親ばりにマスクマンの正体をバラしかけつつ「41年前、俺の親父とお前の親父がセルリアンブルーのリングでぶつかってあり得ない事件が起きちまった。ただな、今日ここにいる超満員のお客さんも41年前のことを覚えていて、その結果俺らはリングで出会うことができたんだよ」と伝説の迷言から生まれた縁に感謝した。
さらにLEONAは「俺たちは、まだまだ日本のプロレス界に少ない二世かもしれない。二世が戦っていくことの厳しさは、俺らがよく分かってる。でも、俺たちはそんなことに負けないで、このリングで俺たちの父親の続きの、俺たちの物語を作っていこう」と呼びかける。
その上で「俺はプロレス界で長いあいだ独りぼっちだった。このプロレスのリングでお前と出会えてよかった。これからもタッグで頂点を目指そう」と、メッセージを送っていた。













