全日本プロレスの暮れの祭典「世界最強タッグ決定リーグ戦」(15日、東京・後楽園ホールで開幕)の記者会見が6日に都内のホテルで行われ、アップタウンのリーゼントルーキー・小河彪と出場する3冠ヘビー級王者の宮原健斗(37)が〝ミヤハラ(宮原によるハラスメント)〟をさく裂させた。

 小河とともにAブロックにエントリーされた宮原は、リーグ戦に向けて「日本全国のプロレスファンの皆さんの期待感を体中で感じております。今回の宮原健斗のパートナーはこちらリーゼントだ。なぜこのスーパースターの横にリーゼントがいるのか。それは間違いなく彼がつかみとった。それ以上でもそれ以下でもない」と叫ぶ。

 さらに「ここ数試合、彼の試合を見ていましたが、彼の潜在能力にプロレスファンは酔いしれていました。そしてこのリーゼントはまだまだ世界各地に試合をしたことがないところがたくさんある。そして今回、行ったことがない地域で試合をすることになる。彼の潜在能力に日本全国のファンが酔いしれることになるでしょう」と持ち上げた。

 ところが直後、ジャージ姿で会見に臨んでいた小河を一瞥するや「なのになんだその格好は!? どうなってんだ。この会見のドレスコードとか説明なかったのか!」と急に声を荒げる。この感情の起伏に小河が「特に…」と困惑すると、宮原は「スーツを着こなすのが一流選手だから。周りを見てみろ。斉藤ブラザーズとか。恥ずかしいよは! お前さ、このリーグ戦の注目度分かる? (自分のスーツをつまんで)これも何十万もするわけよ。なのになんだその恰好は。説明しろ!」と怒声を浴びせた。

 この典型的な〝ミヤハラ(宮原によるハラスメント)〟に対し、小河は「いってきまーす!」と叫ぶ。これに宮原はビンタで応じたが、小河も「いってきまーす!」と再び叫んだ。そんなことを数回繰り返したのち、小河は「本当は言いたいことがあって会見に臨ませてもらっています。せっかくエントリーさせてもらっているんです。このリーグ戦は僕のために戦います」と宣言。これに宮原は「それだよ! それでいいんだ!」と抱擁。その場にいたほかの選手や関係者がウンザリしていたことは言うまでもない。