ドラゴンゲート2日の後楽園大会のオープン・ザ・ドリームゲート選手権は加藤良輝(29)がKzy(40)を破り、第44代王者に輝いた。

 下克上の初戴冠だ。加藤は序盤から、いきなりイス直撃の断崖式攻撃。その後も長身を生かしたパワーファイトで王者相手に善戦した。しかし、ダイビングボディープレス、雪崩式のカナディアンデストロイヤーを連続で食らうと、ランニングエルボースマッシュ、三角締めで絞り上げられて大ダメージを負い、ピンチに陥った。

場外に用意したイスの上にKzy(奥)を叩きつける加藤良輝
場外に用意したイスの上にKzy(奥)を叩きつける加藤良輝

 それでも3カウントは許さない。20分過ぎ、ラリアートからカデーレ・ルナを決めて逆転。変型ドライバーでマットに突き刺し、Kzyをグロッギー状態に追い込んだ。粘るKzyに再びカデーレ・ルナと渾身のラリアート。最後はLimit Bomb(ダブルリストクラッチ式変型ボム)で3カウントを奪った。

 試合後、マイクを握った加藤は「おい後楽園、俺が勝つと思ってたやつ、何人いる? ベルトはここだ」と叫ぶ。リングを去るKzyには「最強の菊田に勝った、象徴のYAMATOに勝った、そんなてめえだから挑戦したんだよ。立場が逆転したな。俺がチャンピオンだ。Kzy、もう20年頑張れ」と投げかけた。

Kzy(左)にとどめを刺す加藤良輝
Kzy(左)にとどめを刺す加藤良輝

 続けて「PACが死んだ。SNSで昔の動画を見て『今より面白い、あの時が良かった』…そんなのはクソくらえだ。ドラゴンゲートには面白い選手がたくさんいるんだ」と団体への誇りをアピール。

「これからだ。ドラゴンゲートはこれからだ。週刊誌の表紙も飾った。これからなんだよ、ドラゴンゲートは。これからのドラゴンゲート、そしてこの俺に酔いしれろ」と観客にメッセージを残し、大会を締めた。新時代の幕が上がった。