ドラゴンゲート2日の後楽園大会で、40歳の若さで急逝した米国・AEWのPACことベンジャミン・サッタリーさんの追悼式が行われた。

 サッタリーさんの死去は米国・AEWが9月27日(日本時間28日)に発表した。死因は明らかにされていない。ドラゴンゲートマットには2007年から参戦。オープン・ザ・ブレイブゲート王座は11度連続で防衛した。これは今年7月に田中良弥に破られるまで、歴代最長記録だった。大会前には選手全員がリングに集い、追悼の10カウントゴングが鳴らされた。

 代表してマイクを握ったドラゴン・キッドは「あまりにも急すぎて、いまだに信じられないですけど、PACはドラゴンゲートにとってかけがえない選手でした。僕たちにたくさんの思い出と素晴らしい試合を残してくれました。プライベートでも、真面目で、面白くて、優しい紳士でした」と涙ながらに振り返る。

「PACが大好きだったハヤブサさんと向こうで出会えていたら…、19年前に出会ってからずっと大好きで、これからもずっとずっと大切なドラゴンゲートの仲間です。PAC、ありがとう。PAC、またね」と惜別の
メッセージを送った。

 その後、第1試合(キッド&横須賀ススム&土井成樹&ルイス・マンテ vs ストロングマシーン・J&U―T&GuC&パンチ富永)に勝利したキッドは、PACの遺影を高々と掲げた。

 試合後は「一番初めに会ったのは、19年前のドイツでPACの持つwXwのベルトに挑戦して、そこから日本にも来てくれた。PACがお母さんを連れてきた時は一緒にUSJも、京都も、水族館も行ったよ。そんなことみんな関係ないかもしれないけど、いっぱい思い出がある」と再び涙。「PACに負けないように、恥ずかしくないように」と今後の活躍を誓った。