超日本プロレス28日の新宿フェイス大会で、CIMA(48)が40歳の若さで急逝した米国・AEWのPACことベンジャミン・サッタリーさんに追悼メッセージを捧げた。

 すっかり超日本の常連となったCIMAは、この日の大会で大家健とシングルマッチで対戦。炎のスピアーをカウンターのDDTで切り返すと、必殺のメテオラ(ダイビングダブルニードロップ)で3カウントを奪うと「新宿フェイス、CIMA、今日が最後の試合ですありがとうございました。最後は何が何でもメテオラで、新宿フェイスを締めくくりたかったです。このヒザが言うこと効かなくなる時は、プロレス辞める時やから」とマイクアピールした。

 ドラゴンゲート時代にともに戦ったサッタリーさんの死去がAEWから発表され、悲しみを抱えての試合だった。バックステージでは「朝起きて本当に信じられない…いまだにまだ頭と気持ちの整理が…理解が追いつかない状態ですけど、彼も前日までAEWのPPVに出ていて、僕も見てました」と胸中を明かした。

ドラゲーマットでPACさん(左)と対峙するCIMA(2012年)
ドラゲーマットでPACさん(左)と対峙するCIMA(2012年)

 さらに取材に対し「一緒に米国にも行きましたし、WWEに行く時にはドラゴンゲートの選手会で『これで契約書にサインしてほしい』って言って彼に万年筆を送った記憶もあります。再会したのはAEWだったんですけど、すごい優しく声をかけてくれて、思い出は尽きないですね」と回想。

 その上で「常に己の限界を超えて行くし、本当にストイックですよね。真面目で、義理堅くて、日本人以上にサムライだったなって。試合ができるかは分からないけど、いつかまた会えると思っていたので」と故人をしのびつつ「プロレスをできることって本当に幸せなんだなと改めて思いました。軽々しくは言えないけど、PACが愛したプロレスをこの命が尽きるまでやっていきたいです」と誓っていた。