超日本プロレス28日の新宿フェイス大会で、アイアンマンヘビーメタル級王者の永田裕志(58=新日本)が小島聡(56=新日本)との11年ぶりのシングルマッチを制した。

 2015年のG1クライマックス公式戦以来となる両者の一騎打ちは、永田がエースとして君臨する超日本のリングで実現。永田は21日のDDT後楽園大会で24時間365日レフェリーがいれば誰でもどこでも挑戦できるアイアンマン王座を獲得しているため、必然的に試合はタイトルマッチとなった。

 8月に現役を引退した盟友・天山広吉の代名詞・モンゴリアンチョップを連発されるなど序盤から小島の猛攻にさらされた。それでもコジコジカッターからラリアートをエクスプロイダーで切り返すと、タイナーからバックドロップを発射。小島も譲らずショートレンジのラリアートを叩き込み、両者ダウンとなる。

 先に立ち上がった小島の垂直落下式ブレーンバスターでマットに叩きつけられた永田だったが、ラリアートはカウンターのニールキックで迎撃し形勢逆転に成功。最後は延髄蹴りからのバックドロップホールドで3カウントを奪った。

小島聡(上)に完璧なバックドロップホールドを決めた永田裕志
小島聡(上)に完璧なバックドロップホールドを決めた永田裕志

 試合後のリング上では「小島さん、いろいろ言い合って今日の日を迎えたけど、俺たちまだまだやれますよね。俺たちにもこれだけのお客さまが来てくれるわけですよ。第三世代、現役はもう俺ら2人しかいないですよ。だから自分たちの生きざまを世の中に投影するがごとくそれどれの道で頑張っていきましょう」と熱いメッセージ。そして出場選手全員をリング上に呼び込むと、記念撮影後の「1、2、3、ゼァ!」で大団円と思われたのだが…。

 何と選手たちが退場するなかでセコンドとして来場していたヤングライオンの松本達哉に背後から丸め込まれてしまう。これは何とかカウント2で返したものの、混乱に乗じた高木三四郎の丸め込みは返すことができず3カウントを献上。ベルトを失ってしまうと高木から「この続きは超日本プロレス次回、必ずやりますのでそこでやりましょう!」と呼びかけられ苦笑いを浮かべていた。