女子プロレス「スターダム」29日の後楽園大会で正規軍「STARS」に電撃加入した林下詩美が、加入の決め手と古巣「クイーンズ・クエスト(QQ)」への思いを明かした。
詩美はこの日、琉悪夏を下してワンダー王座V4に成功したSTARSのリーダー・羽南に、リング上で加入を直訴。同じくユニット入りを申し出た舞華、HANAKO、月山和香とともに正規軍に所属することとなった。
取材に応じた詩美は「伊藤(麻希)ちゃんだったり、いろいろな人と組んできたけど、羽南さんのベルトを守りたいっていう思いや、リーダーとして輝く姿に〝スターダム〟を感じました」と羽南の激闘に心を動かされたことを告白。「自分もいつまでもQQを未練がましく思っていても、次に進めないと思う」と決断の経緯を語った。
2024年3月に一度スターダムを退団している詩美は今年5月から再参戦。過去にはQQのリーダーとしてユニットを引っ張る立場だったが、極悪軍「H.A.T.E(ヘイト)に加入した当時のタッグパートナー・上谷沙弥からは、12日横浜大会で、眼前でQQ時代の旗をスプレーで黒く染め上げられる〝決別〟ともとれるパフォーマンスを見せつけられた。
詩美は「あっちからしたら黒歴史かもしれないけど。私にとってはすごく大切な思い出。(QQは)何よりも大事な存在だった」と上谷の暴挙に怒り。「ユニットへの未練はもうない」と断った上で、旗を回収したことを明かし「QQは旗とともに私の家の奥にしまいました。玄関入ってすぐ左の部屋です」と詳細な隠し場所まで判明した。
今の最大の目標は上谷との一騎打ちだ。「それが一番の目的で帰ってきたみたいなもの。口に出していなくても、ずっと上谷は見ていた」と拳を握る。「STARSあってのスターダムかなと思うので、改めてみんなと一緒に力を合わせて頑張りたい」と新たな仲間との飛躍を誓った。














