ノアのシングルリーグ戦「N―1 VICTORY 2026」優勝決定戦(4日、東京・国立代々木競技場第2体育館)の会見が1日に都内で行われ、Bブロック1位のOZAWA(29)が、逆さ押さえ込みに秘めた思いを告白した。

 今リーグ戦でOZAWAは逆さ押さえ込みを多用。初戦ではかつての「TEAM 2000 X」のチームメートのオオワダサン改め煌牙から3カウントを奪った。だが優勝決定戦で対戦する清宮海斗からは1日の会見で「グダグダな押さえ込み」。これにOZAWAは、地球との相対速度が時速約10万7000キロながら地上からは止まって見える太陽を引き合いに、自らも大きくて遠い存在のためにグダグダに見えるとして「実は10万7000キロで押さえ込んでいる」と告白した。

速すぎてゆっくりに見えるOZAWAの逆さ押さえ込み(写真提供:プロレスリング・ノア)
速すぎてゆっくりに見えるOZAWAの逆さ押さえ込み(写真提供:プロレスリング・ノア)

 この技についてOZAWAは「オオワダサンに憧れて研究させてもらって継承させていただいた」と話す。それでも「いくら時速10万7000キロで押さえ込んでも、オオワダサンのクオリティーには及ばない」と謙遜した。

 その上で「煌牙」と名を改めて海外武者修行から帰った後輩について「悲しいんだよね、憧れていた〝オオワダサン〟の人格が失われるっていうのは。わけわかんない人格に乗っ取られてN―1も絶妙に微妙な結果だったわけでしょ」と嘆く。そして「だからオオワダサンさんに戻さないと」と天を仰いだ。

 そのためにN―1を制覇し、内藤哲也からGHCヘビー級王座も奪取しなければならないのだという。その2つが通過点であることを強調して「私が見据えているのは、初防衛戦の相手に煌牙を指名して戦いを通じてオオワダサンを取り戻すことだから」と拳を握る。さらに「オオワダサンになった瞬間、私はワンパンでやられると思う。最後まで煌牙だった場合は防衛だね。だから今は複雑な気持ちだよ」と悲壮な表情を浮かべた。

 OZAWAは憧れの先輩を取り戻すことができるか。