新日本プロレスのG1クライマックス覇者・大岩陵平(27)が、来年1月4日東京ドーム大会での大野望を明かした。G1の最短キャリア優勝記録を更新したニュースターは、10月12日両国大会でIWGPヘビー級王座(現王者は辻陽太)への挑戦が正式に決定。初挑戦初戴冠を果たしたその先に見据えるものとは――。
大岩は上村優也との決勝戦(16日、両国)をヘッドロックで制しG1初制覇を達成。互いのテクニックをぶつけ合い、クラシカルな攻防で大観衆を熱狂させた戦いは世界中で高い評価を受け、SNSでも反響を呼んだ。一夜明け会見では「あのスタイルであの歓声を持ってこれたのは自信にもなったし、今までやってきた理想のプロレスは間違ってなかったなって改めて思いました」と喜びを爆発させた。
さらに海外の大物からも反応が…。米AEWのMJFは自身のX(旧ツイッター)で「俺こそが真のヘッドロックレスラーだ。彼をぶっ飛ばしてやる」と投稿。取材に応じた大岩は「だったら、そのヘッドロックを持って、来年のG1に上がってきたらどうだって。その時は俺がヘッドロックで取ってやるよ」と応戦し、真夏の祭典参戦を呼びかけた。
ともあれ、大岩の次なる狙いはもちろん、団体最高峰のIWGP王座だ。9月27日神戸大会で辻が後藤洋央紀とのV1戦を行うことが正式決定したため、大岩は同戦の勝者と両国決戦で激突することになる。
会見ではどちらが来ても自信ありをアピールしていたが「やっぱり負けているので、やりたいのは辻陽太ですね」と公式戦で敗れている辻との対戦を熱望。「Aブロック1位抜けされているという点でも負けているし、G1で僕が負けた試合って全部(辻が率いるユニット)『Unbound Co.』が相手なんですよ。なので、カンパニーの社長の首を取って、3人分のリベンジをまとめてしたいですね」と力強く言い切った。
2023年まではG1覇者が翌年の1・4ドームでIWGPに挑戦が既定路線だったが、24年大会覇者のザック・セイバーJr.が10月両国大会でベルトを奪取してからは年内挑戦の流れが復活した。そして、大岩自身がベルトを奪取した際に年間最大興行で戦いたいのが、そのザックだという。
「一番の理想は東京ドームのメインで僕とザックです。今回のG1でも対戦がかなわなかったので、両国で取って指名したいですね。『NEW JAPAN CUP』でも3回負けてるし、TV王座戦でも負けてるのでリベンジしたいですし、そこで勝って恩返しをしたいなって」とTMDKで共闘する〝兄弟子〟でもある世界一のテクニカルレスラーとの大一番を見据えた。
G1でビッグドリームをつかんだTHE GRIP。次なる夢をかなえるため、新たな戦いに打って出る。















