全日本プロレスの〝陰湿ファイター〟青柳優馬(30)が世界タッグ選手権(11日、宮城・仙台)を前に斉藤ブラザーズとの人気の差に憂慮を抱いた。
優馬は安齊勇馬とのタッグ「Wゆうま」で王者組「斉藤ブラザーズ」の斉藤ジュン&斉藤レイへの挑戦を控えている。2日、都内行われた会見では安齊不在の中、孤軍奮闘で王者組の2人と対峙した。
優馬は会見後、帰宅する記者を足止めし強引に取材を開始させた。「僕は他の3人と違ってスケジュールが空いていてヒマなんですよ…」と悲愴感を漂わせるので、むげにはできなかった。
卑屈なわりに優馬はベルト奪取へは自信満々だ。「王道トーナメントでは地元・松本で斉藤ジュンに勝つことができました。攻略できない相手ではないということはわかっています。ただ…」と怪訝な表情を浮かべる。
「試合後にハイタッチをしてたら『なんでお前が勝つんだ』って感じに僕を見てくる人がいたんです。僕の地元ですよ? そんな人が仙台となったら、もうわんさかいるわけじゃないですか」と敵軍の地元での人気度を推察。その上で「彼らの面目を潰しちゃうと、それは会社の損失になるんじゃないかなと。新規ファンを呼び込むことができない青柳優馬は、果たして勝っていいのかと憂いがあるんです」と複雑な心境を明かした。
確かに斉藤ブラザーズは地元TV局で冠コーナーを持つなど、お茶の間の人気者。優馬との認知度の差は否めない。最近のメディア面での大仕事を尋ねると「24時間テレビの松本支局のステージ中継です。みんなで『野に咲く花のように』を歌いました」と何とも言えなかった。
「勝てるんだけどなぁ、経済規模が違いすぎるから…。安齊は人気だから良いけど」と勝利を前提に頭を抱える。足をすくわれないか、不安が残った。













