米国・WWEで新時代エースの座をかけたスーパーマッチが実現する。
「WWEの未来」と呼ばれる次世代エース候補は、WWE殿堂者リック・スタイナーの息子で現世界タッグ王者のブロン・ブレイカー(28)が、先頭を走ってきた。名伯楽で殿堂者の代理人ポール・ヘイマンからも高く評価されてきたが、腰を負傷して4月の祭典「レッスルマニア42」を欠場。代わりに台頭したのが〝ルーラー(支配者)〟オバ・フェミ(28)だ。
祭典で〝ビースト〟ブロック・レスナーを粉砕。PLEイタリア大会では雪辱を許したが、1日のPLE「サマースラム」では再び完勝を収め、この試合を最後に引退したレスナーから「WWEの未来だ」と称せられた。レスナーの代理人だったヘイマンもオバの将来性を認めており、ブレイカーは「未来」の序列が変わり面白くない。先週のロウでは、戸澤陽の救援に入ったオバと一触即発になった。
17日(日本時間18日)のロウ(ニューヨーク州バッファロー)では、ブレイカーがリングに上がり「WWEの未来になりたきゃ、俺を倒してみ」とオバを呼び出した。まずはヘイマンが現れると、新たな支配者も「オーバ! オーバ!」の大チャントを浴びながら、姿を現した。マイクを握ったオバは「未来はオバ・フェミだ」と言って、ブレイカーを挑発する。
ブレイカーも「ここでやってやる」と戦闘モードに突入したが。ヘイマンが「メインイベンター2人の即興試合は愚の骨頂だ」と乱闘を阻止。大ブーイングを浴びながら、すでにロウのアダム・ピアースGMとは交渉済みだとし、9月6日(同7日)にジョージア州アトランタで開催される「サタデーナイツ・メインイベント」で、オバvsブレイカーの新世代エース対決が決まったと発表した。
ブレイカーはジョージア州出身で〝地元の利〟があるだけに、笑みを浮かべながらヘイマンと握手した。ところが、ヘイマンはブレイカーが先にリングを下りると、オバともがっちりシェークハンド。これにはブレイカーも困惑の表情だった。
団体CCO(最高コンテンツ責任者)トリプルHが、自身のX(旧ツイッター)で「今をかけた戦い…そして未来をかけて…」と投稿し、オバvsレスナーに大きな期待を寄せる。世界ヘビー級王者のローマン・レインズ(41)、統一WWE王者のCMパンク(47)と、最高峰王者はいずれも40代だが、世界最大団体でも確実に世代交代は進んでいる。
この日のロウは「ABEMA」にて放送された。













