新日本プロレス4日の山形大会で、真壁刀義(53)が盟友・本間朋晃(49)の引退に惜別の言葉を送った。
真壁は自身が率いていた極悪ユニット「G.B.H」に2007年2月に加入してきた本間と、長年にわたり共闘を続けてきた。本間が新日本から契約解除となった後の13年3月には、孤軍奮闘していた真壁を救出するために駆けつけ再参戦。「ワールドタッグリーグ」連覇(15、16年)、16年にはIWGPタッグ王座奪取などタッグで活躍した。
17年3月に中心性頸髄損傷の大けがを負ってから長年にわたって首の状態に苦しんでいた本間はこの日の試合前、古傷の悪化を理由に現役引退を表明。来年の山形大会(日程・会場未定)で1試合だけリングに上がり引退試合を行う意思を表明した。
真壁はこの日の第2試合でタッグ戦に出場し勝利を収めると、バックステージで盟友の引退に言及。「アイツらしいなと思ったけどね。(負傷に苦しみながらも引退試合をするということは)やっぱり脚光を浴びてえわけだろ? あのまま静かに引退することもあるわけだし。でも山形のファンが待ってるんだろ? それをよ。まあこけしの戦いはこれからだよ」と胸中を明かした。
さらに真壁は「途中でリタイアする人間だろ? そんなヤツに言うことなんか一つもねえよ…と言いてえところだけどよ、苦しい時の新日本プロレス、苦しい時の真壁刀義をヘルプしてくれたのはアイツだしよ。それは疑いもねえ事実だし。それで歴史を刻んだだろ? IWGPタッグのベルトも取ったし、言うことねえじゃん」と本間との絆を強調。「そこまで燃え尽きて引退を決めたならそれも潔しだし。まあしぶといアイツのことだから、この先なんかで生き延びてくるだろうし、その時は拾ってやろうかと思うね」と笑みを浮かべた。
本間への感謝は決して忘れていない。「俺が味方誰もいなくなって、独りぼっちになった時に『ここなら入れるかも』って来たアイツの嗅覚もすごいものがあるし。でもそれはそれで、決められたものじゃなく、アイツが自分でこじ開けた道だと思ってるから。ここから先の道もアイツはこじ開けて行くと思うからさ。それが俺から送れる最大限のエールだな」とメッセージだ。
新日本では今年1月4日に棚橋弘至が引退。新日本では、7日後楽園大会でタイガーマスク、8月15日両国大会で天山広吉と、ベテラン選手の引退が続いている。それでも真壁は「いやいや俺、一生やめる気ねえから。おじいちゃんになってもリングで戦うから。そうじゃねえとさ、ファンの人間が『なんだ、アイツはやっぱり普通の人間なんだ』って思っちゃうじゃん。俺、普通の終わり方しねえからよ。またテッペンまで新日本プロレスを持ち上げてやるからよ。その時は棚橋…俺に焼き肉定食おごれよ?」と言い放ち、〝生涯現役〟の目標を掲げていた。














