新日本プロレスのIWGP GLOBALヘビー級王者・海野翔太(29)が、米AEWを相手にした防衛ロード構想を明かした。合同興行「Forbidden Door(FD)」(28日、米サンノゼ)でPACを相手にV1に成功した海野は、6日後楽園大会でゲイブ・キッドとのV2戦に臨む。AEW勢との連戦が続くなか、将来的には師匠・ジョン・モクスリーを筆頭とした大物との王座戦を見据えている。
FDを終えた海野は6月30日に帰国し、2日の所沢大会では8人タッグ戦に出場した。ハードスケジュールを感じさせずに勝利を収めた直後、突如現れたゲイブに襲撃されたもののデスライダーで迎撃。「新日本をなめるなよ」と宣戦布告した。
ゲイブには6月大阪城大会での同王座戴冠直後にも襲われKOされた因縁がある。「タイトなスケジュールではありますけど、自分でカタをつけて、スッキリとした状態で王者としてG1クライマックス(7月11日、米シカゴで開幕)に臨みたい気持ちが強かったので」と短期間での王座戦連戦を決断した理由を明かしつつ「実力はあるとは思うんですよ。ただ本気度は感じられないですよね。新日本を利用して、自分のことしか考えてない印象が強いです。行動も浅く見えてしまいますよね。彼がG1ストレート出場というのも納得いかないです」と酷評した。
今後の挑戦者候補としては大阪城大会で3WAY戦に出場し勝敗つかずだったドリラ・モロニーの名前を挙げる。だがその一方で海野は「対AEWでいえばデスライダーズも、オスプレイも、デビッド・フィンレーも、ジェイ・ホワイトもクリス・ジェリコもオカダ・カズチカも因縁がありますし。そういう選手をGLOBAL王者として片っ端から倒していくことで、ベルトの価値も両方上がっていくと思うので。正直僕がGLOBALを巻いてた方が面白いんじゃないのかな。逆に今のゲイブに何ができるの?」と他団体の大物もリストアップした。
中でも特別視しているのが若手時代に師事したモクスリーだ。FDではPAC撃破直後のリング上で邂逅を果たすシーンもあった。言葉こそかわさなかったものの「気のせいだったら申し訳ないですけど、モクスリーうれしそうだったんですよ。『お前もここまで来たのか』って受け取りましたね。やっと同じリングに立てたという気持ちも僕の中ではあるし、そこに向けて突っ走っていくだけですよ」と念願の師弟対決への思いを明かした。
「戦いたい相手、倒さなければいけない相手がたくさんいるし、やるべきことがたくさん残っているので。今回はFDだから向こうに行きましたけど、新日本の興行で挑戦者を迎え撃つこともしたいですし」。キャリア初戴冠で〝開眼〟した海野は、GLOBALのベルトとともに輝きを放つ。












