DDT11日の両国大会で〝デスマッチのカリスマ〟葛西純(51=フリーダムズ)が、息子の葛西陽向(22)と初の〝親子タッグ〟を結成した。

 純の息子である陽向は2025年8月にDDTからデビュー。この日初めてタッグを結成し秋山準、瑠希也組と激突した。試合は純が陽向からいきなり場外に突き落とされる波乱のスタート。それでも1人で敵軍に向かっていった陽向を救助しつつ、陽向と瑠希也の2人に蹴りを加えた。

 タッチを受けた純もラリアートからのブッシュアップ、ブレーンバスターを秋山に決め父の威厳を見せつける。瑠希也にも竹串攻撃からリバースタイガードライバーを決めて大ダメージを加えた。

葛西純のゴーグルを着用する葛西陽向
葛西純のゴーグルを着用する葛西陽向

 ここで陽向が純のゴーグルをつけてパールナーバー・スプラッシュを狙う。しかし秋山に阻止され逆転を許す。最後は孤立した陽向がリーバースフィッシャーマンズバスターで瑠希也叩きつけられ3カウント。純のチームは敗北した。

 試合後マイクを握った純は「このリングに上がって、(陽向と)22年間一緒に生きてきた俺っちでも見たことのない表情を見れてとても嬉しかったよ。たくましくなったなあ。あんなメガネのヒョロヒョロ坊主がこんなんに成っちまって。楽しかったよ」と笑顔を見せた。続けて「しかしだ。この葛西純が楽しかっただけで満足するとは思えねえよな。今日タッグを組んでみて俺っちは思ったんだ、葛西陽向、お前からも刺激が欲しい。おいDDT今林、なるだけ早いタイミングで葛西純対葛西陽向のシングルマッチを組め」と親子対決を電撃提案。今林久弥GMの仲裁で、11月3日両国大会での一騎打ちが決定した。

 純は「最高のシチュエーションじゃねえか。おい葛西陽向、パパに刺激をくれ」と〝狂猿〟らしい不敵な笑みを浮かべていた。

 一方の陽向はバックステージで「刺激くれって言ってたけどこっちだって人生狂わされてるんだ。ガリガリ運動神経も悪くてなんもなかったおれがプロレスに憧れる原因をつくったのはあんただから」と反論。「自力初勝利も勝ち取れてない俺があなたに、お父さんに、パパに最高の刺激与えてやるよ」と受けて立っていた。