新日本プロレス27日の神戸ワールド記念ホール大会で行われたNJPW WORLD認定TV選手権は、挑戦者のシュン・スカイウォーカー(30)がKONOSUKE TAKESHITA(31=AEW)を撃破し第11代王者に輝いた。
ドラゴンゲート退団直後の8月両国大会で新日本マットに電撃登場したシュンは、極悪軍団「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」に加入。竹下が不在だった今シリーズは無敗街道を突き進むと同時に相変わらずの天上天下唯我独尊な言動で新日マットを荒らしまわり、ついに王座戦を迎えた。
試合が始まれば世界を舞台に活躍する竹下の高い身体能力に苦戦を強いられた。ノータッチトぺ・コンヒーロを決められると、強烈なエルボーでダウン。SKYFALL(飛び付き式高速ネックスクリュー)はブルーサンダーで切り返された。
窮地に陥ったシュンにはH.O.Tの成田蓮とディック東郷が助太刀に訪れ介入。混乱に乗じてパウダー攻撃、その場飛びムーンサルトダブルニーで主導権を奪い返した。
底力を見せる竹下にリバースフランケン、ワガママで反撃を許したものの、レイジングファイヤーだけは許さずにネックスクリューで切り返す。SSW(リストクラッチ式旋回ブルーサンダー)をさく裂させると、最後はSKYFALLで3カウントを奪ってみせた。
新日本マット初シングルでベルトを奪取。しかも昨年のG1覇者にして元IWGP世界ヘビー級王座でもある竹下を10分12秒で撃破したインパクトは大きい。バックステージでシュンは「世界の上に天空がある。世界のKONOSUKE TAKESHITAが天空歩人の下にあることがリングの上で証明された。新日本プロレス、どうするよ。団体の名前が入ったベルトをいとも簡単に外部の人間に取られて、いまどんな気持ちだ? 何て言っていいのか分からないのか?」と高笑い。「俺も同じだよ。急に欲しくもないTV王座ベルトが俺の元に来て、何も言えないんだ。まあ…返上か。俺はKONOSUKE TAKESHITAと戦うためにこの新日本プロレスのリングに来た。その目的がたったいま完遂された。返上か…うん…うん…ハハハハハハ」と即返上を示唆しつつ控室へと消えていった。












