節目を終えてどこに向かうのか。GLEATを運営するリデットエンターテインメント社の鈴木裕之社長が取材に応じ、団体の今後について語った。

GLEATを運営するリデット社の鈴木裕之社長
GLEATを運営するリデット社の鈴木裕之社長

 7月1日に節目となる旗揚げ5周年大会を行ったGLEATは、その直前となる6月19日に日本プロレスリング連盟の理事会で正式に入会が承認された。まず、この連盟加入について鈴木社長は「今までは私たちが『入れないんだろうな』というところで、お願いに上がってなかったんです。それが実際にお願いをさせていただいたところ、承認していただきました。感謝しかないです」と説明する。

 このタイミングで入会を申請したことについては「我々が旗揚げから業界を混乱させているものもあったかと思うんですけど、去年から選手たちからも『ファンの皆さんが喜ぶ団体を作っていこう』という流れができて、しっかりまとまってきたので。とにかく皆さんに喜んでもらえるために動いていくということの一つで、連盟に『加入させていただきたい』とお願いしました」と明かす。

 さらに連盟の一員としての意気込みを「連盟の皆さんも、いろんな判断があったと思うんです。そこで受け入れていただいたことを裏切らないこと。そして恥をかかせないこと。何より連盟の皆さんの方針にのっとって、諸先輩方にご指導いただきながら、我々の団体も成熟させていきたいなと考えています」と力説した。

5周年大会で存在感を残したノア・清宮海斗(右)
5周年大会で存在感を残したノア・清宮海斗(右)

 連盟加入後初のビッグマッチとなった1日の有明大会は1013人(主催者発表)を集める結果となった。これに「去年から所属選手主体でやらせてもらって、この5年でみんな成長が見えてきています」と手応えをつかんでいる。今後に向けて「身の丈にあった興行をしながらも、どこかで大きい挑戦をしていけたらなと思っています。まずは1000人、ビッグマッチの時にお集まりいただけるようにすることをまず一つの目標としてやっていきたいなと思います」と拳を握った。

 有明大会ではプロレスリング・ノアから丸藤正道やユニット「チーム・ノア」のメンバーなど複数の選手が参戦した。今後の交流について「選手もスタッフも、やらせてもらいたい気持ちはすごい強いと思うんですよ」と前向きだ。それでも「実績とか格であったりとか、実際のプロレスのスキルであったりとかっていうのは、まだ遠く及ばないところもあると思います」と〝実力差〟があるとする。

 そして「ノアさんに対して、うちの選手がどこまでやれるかというところかなと思います。我々にその価値があるというところを作っていけるかどうかだと思うので。例えばチーム・ノアのみなさんにチームで来ていただければ、団体を育ててもらえる可能性があるかなという感はあります」と熱望した。

目的不明のまま大暴れの「リアル闘魂ストロングスタイルズ(仮)」
目的不明のまま大暴れの「リアル闘魂ストロングスタイルズ(仮)」

 なお、先行きが不透明なユニット「リアル闘魂ストロングスタイルズ(仮)」(中嶋勝彦、ケンドー・カシン、青木真也)にも言及した。有明大会でも特に大きな動きを見せなかったが「僕は(有明で)リアル闘魂ストロングスタイルズの(仮)を(終)にしたかったんですよ。でも、なんかハッキリしないでしょ…。あれは誰が最終的に決めるんですか?」と困惑しきりの様子だ。

 最後に「どうするのか東スポで、カシンさんに聞いてくれませんか?」と押し付けるのだった。