米国・WWEの〝美しき狂気〟ジュリアが、元相棒のキアナ・ジェームズに完勝。因縁に終止符を打ったが、新たな敵に襲撃された。

 昨年7月から代理人兼タッグパートナーとしてコンビを組んできたキアナとは、3週前のスマックダウンで乱闘になり決裂した。26日(日本時間27日)放送のスマックダウンはジュリアの生まれ故郷、英国・ロンドンで行われ、キアナとの決着戦が実現した。

ジュリア(右)は鉄階段に叩きつけられ、場外で大の字に(©AbemaTV, Inc.)
ジュリア(右)は鉄階段に叩きつけられ、場外で大の字に(©AbemaTV, Inc.)

 序盤から両者が敵意むき出しで、激しい攻防を繰り広げる。ジュリアは背中へのサッカーボールキック連発からヘッドバットで攻め込むが、場外でキアナに担ぎ上げられると、鉄階段に落とされ大ダメージを負った。体格に勝るキアナの猛攻にあって防戦一方になり、生まれ故郷の観衆から「ジュリア! ジュリア!」のチャントが上がった。

 ジュリアはコーナー上からキアナを転落させてミサイルキックを打ち込み、逆転に成功。ロープ際のキアナに強烈な顔面キックを放ち、バックドロップで投げ捨てた。相手のデッドリードライブ、ファルコンアロー、変型シットダウン式パワーボムと続いた大技連発をしのぎ切り、コーナー上で体勢を入れ替え、サンセットフリップパワーボムでマットに叩きつけた。

キアナ・ジェームズ(下)から3カウントを奪ったジュリア(©AbemaTV, Inc.)
キアナ・ジェームズ(下)から3カウントを奪ったジュリア(©AbemaTV, Inc.)

 この一発が効いてキアナは動けない。ジュリアはアルベデルチ(ランニングニー)からノーザンライトボムで突き刺し、3カウントを奪った。

 元相棒に勝利して因縁に決着をつけ、リング上で笑みを浮かべた。ところが…ジュリアの背後からシルバーのコスチュームの女子選手がリングに入り、不意をついて攻撃する。

 乱入者はブレイク・モンローだ。倒れたジュリアにストンピングを打ち込むと、パンチを上から連打した。続けてジュリアを、AEWクラウディオ・カスタニョーリの必殺技でもあるニュートライザー(変型フェースバスター)で叩きつけ、KOしてしまった。

乱入したブレイク・モンロー(奥)のニュートライザーを食らうジュリア(©AbemaTV, Inc.)
乱入したブレイク・モンロー(奥)のニュートライザーを食らうジュリア(©AbemaTV, Inc.)

 元AEW女子世界王者のマライア・メイことブレイクは、昨年6月にAEWからWWEに移籍。NXT女子北米王座を獲得するなど第3ブランド・NXTで実績を残し、4月にメインロースターに昇格した。先週のプロモ動画ではスターダム時代に対戦経験のあるジュリアを挑発していたが、スマックダウンデビューの場で実力行使に動いた格好だ。

 ジュリアは自身のインスタグラムで、サッカー北中米W杯1次リーグF組最終戦の日本代表とスウェーデン戦(米ダラス)を観戦したと報告したばかり。元日本代表MF岩本輝雄氏との観客席での2ショットを上げ「日本決勝トーナメント進出おめでとうざいます」と日本代表を祝福したが、自身も新たな強敵との戦いがスタートした。

 この日のスマックダウンは「ABEMA」にて放送された。

ジュリアをKOして勝ち誇るブレイク・モンロー(©AbemaTV, Inc.)
ジュリアをKOして勝ち誇るブレイク・モンロー(©AbemaTV, Inc.)