〝お騒がせ女子プロレスラー〟ことウナギ・サヤカ(39)が、自主興行「殿はご乱心」(7日、新宿FACE)で安納サオリ(スターダム)に敗北を喫した。

 この日、全5試合出場という過酷なスケジュールのウナギのために特別ルールが設けられた。リングで「ライフライン」と宣言すると、試合を中断してウナギにとって有利となる〝ハンデ〟をつけることができるのだ。

 試合は、序盤から安納の猛攻に苦しめられた。ゴングと同時にジャーマンスープレックス、トップコーナーからのミサイルキックを3発決められてしまう。立ち上がれないほどのダメージを負ったウナギは「もうええよ。ライフライン使いや。無理やろ、そんなんじゃ」と挑発を受けた。

 しかし「私は、8月16日(OZアカデミー、後楽園大会)、安納とタッグベルトが巻きたい。だから、こんなとこでライフラインなんか使ってたまるか!」と絶叫し、エルボーを打ち込み、腕十字固めで絞め上げた。

5試合目のウナギ・サヤカ(右)を容赦なく攻める安納サオリ
5試合目のウナギ・サヤカ(右)を容赦なく攻める安納サオリ

 その後、両者は顔面へのビッグブーツやブレーンバスターで投げ合い、両者一歩も譲らない展開を繰り広げた。しかし、安納に強烈なタイガースープレックスを決められ、最後はタンタンドル(変形ローリング・ネックブリーカー・ドロップ)で3カウントを奪われた。

 試合後、ウナギは「安納と一緒に試合ができそうなOZに行った。タッグが組みたいって思ってた。シングルで勝った方が言うことを聞くっていう、絶好のチャンスだった。本当はこの試合に勝って『一緒にベルト巻こうね』って言いたかった」と悔しさをにじませた。すると、安納から「当たり前や。私から言ったるわ。うちらで一緒にベルト巻くぞ」と投げかけられた。

 最後は「私たちは毎日、いろんなところでプロレスの試合をしています。みんなに来てもらって、プロレスの力で元気にして、明日を生きる力を与える。そんなプロレスラーになりたいとみんな思っています」とファンに約束。最後は出場選手とともに「ギャン!」と絶叫し、大会を締めた。

試合後、手を握り合うウナギ・サヤカ(左)と安納サオリ
試合後、手を握り合うウナギ・サヤカ(左)と安納サオリ