米国・AEWのPPV「ALL OUT」(26日=日本時間27日、イリノイ州シカゴ)終了後に行われた記者会見で、AEWインターナショナル王者のオカダ・カズチカ(38)が、10・6パリ決戦でAEW世界王者ウィル・オスプレイ(33)に挑戦することが電撃決定した。

 オスプレイはこの日の大会でジョン・モクスリーを破り、王座防衛に成功した。会見では次の挑戦者について問われると、10月6日(同7日)にフランス・パリで開催される「AEW グランドスラム:パリ」での王座戦について言及。「AEWは成長しており、俺たちはさまざまな国際市場に進出している」といい「俺は彼を連れ出したい。誰か呼んできて」とスタッフに指示した。

 すると、この日トマソ・チャンパを下しインターナショナル王座を守ったオカダと、ドン・キャリスが現れた。オスプレイが「オカダサン、あんたは俺の兄と思っていたし、素晴らしいメンターだった」とし「俺はレベルアップし、いま世界最高のプロレスラーになった。10月6日にパリで俺の世界王座に挑戦してほしい。受けるか?」と王者から挑戦状を突きつけた。

AEWの世界ヘビー級王者ウィル・オスプレイ(©All Elite Wrestling)
AEWの世界ヘビー級王者ウィル・オスプレイ(©All Elite Wrestling)

 オカダは2016年3月に英国出身のオスプレイを推薦し、新日本プロレス参戦を実現させている。その後は好敵手として激闘を繰り広げ、AEWマットでも24年12月の「コンチネンタル・クラシック」決勝戦を戦い、オカダが勝利した。長年のライバルからの逆指名に、キャリスから耳打ちされたオカダはマイクを握り「もちろんだ」と英語であっさり受諾。続けて「一つ言っていいか? ボンジュール」と言いながら、満面の笑みを浮かべて、下品な〝Bワード〟をぶっ放した。

 会見に出席していたトニー・カーン社長は、〝Bワード〟を連発して去っていったオカダに苦笑いしながら「それは素晴らしいアイデアだ。あなたとオカダの間には多くの歴史があるからね」などといい、オスプレイvsオカダのパリ決戦にGOサイン。オスプレイはオカダとの対戦成績が2勝7敗だとし「スコアが同じになるまで戦う」と必勝を予告した。

 会見場に残ったキャリスは「オカダと私が、そのタイトルをはぎ取る」と豪語する。〝花の都〟でオカダが米メジャー団体の最高峰王座を初戴冠なるのか。注目が集まる。