米国・WWEの元世界王者で〝ケルティック・ウォリアー〟ことシェイマス(48)が、同団体を電撃退団し、波紋を呼んでいる。
米プロレスメディア「ファイトフル・セレクト」などによると、シェイマスは契約満了後に出された再契約のオファーを拒否。団体を離脱する予定だという。昨年11月から肩の負傷で欠場しているが、すでに団体公式ホームページのプロフィル一覧では、現在の所属選手のリストから退団者を示す「卒業生」リストに移された。解雇ではなく、自らの意志で団体を去ったとみられる。
アイルランド出身で2002年にプロレスラーになり、07年にWWEと育成契約を結んだ。09年にメインロースターに昇格すると、真っ白な肌と対照的な荒々しいファイトで活躍。WWE王座を3度、世界ヘビー級王座を1度と、合計4度の最高峰王座を獲得した。ベテランになっても衰えはなく、2022年9月の英国大会でのグンター戦は、序盤からチョップとキックで潰し合う激しい打撃戦となり、敗れたものの「名勝負」と高く評価された。昨年11月には中邑真輔とも一騎打ちし、激闘の末に勝利している。
WWEユニバース(ファン)からは悲しみの声が上がる一方で、米メジャー団体AEWへの移籍を期待する声も大きい。米老舗誌「スポーツイラストレイテッド」電子版「ON SI」の「ザ・テイクダウン」では、クラウディオ・カスタニョーリ(元セザーロ)、アダム・コープランド(元エッジ)、ブライアン・ダニエルソン(元ダニエル・ブライアン)、サモア・ジョーらシェイマスと親しい友人が複数、AEWに在籍している点を指摘。その上で「AEWへの移籍を計画しているのではないかと推測するのは容易だ」と、伝えている。
さらにはAEW世界王者のMJFが自身のインスタグラム・ストーリーで、SNS上での過去のやり取りの後に「かかってこいや、オシャネシー」というメッセージを添えた。「オシャネシー」とはシェイマスのWWE入団前のリングネームだけに、MJFからの挑発メッセージと見る向きもある。
MJFの真意は不明だが、〝ケルティック・ウォリアー〟の今後に注目が集まっている。












