新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」が11日(日本時間12日)、米国・シカゴ大会で開幕。Bブロック公式戦で海野翔太(29)がザック・セイバーJr.(38)に敗れ黒星発進となった。

 2025年の1月4日東京ドーム大会のメインイベントでも戦った両雄の公式戦は、互いに手の内を知り尽くした者同士の意地の張り合いとなった。海野は掟破りのザックドライバーを決めると串刺しニー、ランニングニーアタックで攻め立てる。

 さらには打撃戦から強烈なラリアートをさく裂させたが、ザックを起こしたところでセイバードライバー(旋回式ザックドライバー)を決められ戦況を五分に脅される。ならばとオコーナーブリッジを仕掛けた海野はこれをスリーパーホールドで切り返されてしまう。最後はザックドライバーでマットに叩きつけられ3カウントを奪われた。

 6月の大阪城大会でIWGP GLOBALヘビー級王座を初戴冠したものの、開幕直前の6日後楽園大会でゲイブ・キッドに敗れ陥落。悪い流れを断ち切れず黒星発進となった海野はノーコメントへ控室へ。一方のザックは「翔太、お前はこの団体でも俺に勝るひどい髪型の持ち主。それにこれまでトーナメントではお前にやられっ放しだった。ざまあみろ、ピンク頭。これは幸先がいい。トップクラスの勝ち点を上げていくぞ。もう一度あのトロフィーを手に入れたい」と手ごたえを感じ取った様子だった。