米国・AEWの「AEW DYNAMITE」(フロリダ州クリアウォーター)が8日(日本時間9日)に放送され、AEWインターナショナル王者のKONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介=31)が、カイル・フレッチャー(27)に敗れ、王座から陥落した。

 5月のPPV大会で抗争を続けるオカダ・カズチカから同王座を奪取したが、試合後フレッチャーに襲われ、極悪軍団「ドン・キャリス・ファミリー」を追放された。この日はベルトをかけ、タッグパートナーでもあったフレッチャーを迎撃。序盤に王者は場外で水の入ったペットボトルを奪い、自身の頭からぶっかけて雄たけびを上げる。さらにどこかで見たような水噴きパフォーマンスも披露して、実況席のドン・キャリスを挑発してみせた。

 続けてフレッチャーにこん身のエルボーを見舞うも、かわされ鉄柱に誤爆し右ヒジを痛めてしまう。フレッチャーには途端に右ヒジを狙われ、大きなダメージを負った。それでもエプロンで変型ツームストーンドライバーからジャーマンの連係技を見せ、会場を沸かせる。コーナーでの攻防も制し、豪快なラストライドでマットに打ちつけた。

 ペースを取り戻した竹下はコーナーでワガママ発射の体勢に入るが、場外からドン・キャリスが介入。竹下の右脚を叩いて意識を引きつける。すかさずフレッチャーがハイキックをぶち込んだ。とどめの垂直落下式ブレーンバスターを仕掛けるも、竹下はこれを切り返して必殺のレイジングファイヤーをさく裂させた。勝負あった…とみられたが、竹下は右ヒジの痛みでカバーが遅れ、3カウントを奪えない。

 最大の勝機を逃すと、フレッチャーに右ヒジへ強烈な蹴りを叩き込まれる。垂直落下式ブレーンバスターこそカウント2ではね返すが、最後はコーナー上段で、雪崩式ブレーンバスターでターンバックルに頭を打ちつけられる離れ業をくらい、フォール負け。王座在位46日でベルトを手放した。試合後は花道で動けなくなり、オレンジ・キャシディ、ミスティコら仲間から介抱された。

 11日(同12日)からは新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」に昨年覇者として参戦。開幕戦(イリノイ州シカゴ)ではIWGPヘビー級王者の辻陽太と激突するが勢いをつけられず、連覇へ向けても手痛い黒星となった。