米国・AEWの「AEW DYNAMITE」(カリフォルニア州サンディエゴ)が1日(日本時間2日)に放送され、ケニー・オメガ(42)が8日(同9日)の「DYNAMITE」でAEW世界王者MJF(30)に挑戦することが決定した。

 この日の放送ではMJFがマーク・ブリスコを迎え撃ち防衛戦に臨んだ。大荒れの展開の末にヒートシーカー(変型パイルドライバー)で3カウントを奪取。決着後のリング上でもダイヤモンドリングパンチを見舞うなど大暴れで、さらに追い打ちを加えようとした。

 ここに登場したのがケニーだ。ブリスコを救出するとマイクを握り、MJFに挑戦を要求。ところがMJFからは、もしもケニーが敗れた場合、二度と同王座に挑戦できないという条件を突きつけられてしまう。これは今年3月にMJFに敗れた〝ハングマン〟アダム・ペイジが飲んだものと同じ条件だ。

 ケニーはこれに葛藤しながらも、メイン終了後にリングに上がり決意表明。「リング上で俺は常に100%のケニー・オメガを見せてきた。タイトルを手にし、数々の記録を打ち立ててきた。もう十分だと言われてもおかしくない。胸を張って十分だと誇っていいキャリアだった。だが、どうしても満足できない自分がいる。まだ終わりじゃない。まだ燃やしきれていない最後の炎が残っている」と胸中を明かした。

 その上で「もう一度だけ、みんなが俺を信じてくれるなら、俺は必ず誰もが誇れるAEW世界王者になってやる。そしてウェンブリー・スタジアムでウィル・オスプレイと戦いたい」と力強く言い切った。英ロンドン・ウェンブリースタジアムで行われるメガイベント「ALL IN」(8月30日)では、オーエン・ハート杯覇者のオスプレイが同王座に挑戦することが決定済み。数々の名勝負を繰り広げてきたライバルと最高の舞台で戦うため、そしてもう一度頂点に返り咲くため、ケニーは悲壮な覚悟とともに来週の「DYNAMITE」でMJFに挑む。