GLEATの5周年旗揚げ記念大会「SONIC WRESTLING」(1日、SGHホール有明)で、一夜の限定復帰でリングに上がったカズ・ハヤシ(53)が派手に散った。

 2年ぶりのリングとなったカズはこの日、田中稔と組んで丸藤、鈴木鼓太郎組と対戦。スーツ姿で入場すると、花道でジャケットとシャツを脱いで上半身裸のコスチュームになった。ゴングが鳴らされると丸藤とのチョップ合戦に臨むもその痛みに絶叫だ。観客からの「カズ」コールを受けて立ち会がり再び挑むもやはり悶絶した。

 その後も丸藤と鼓太郎の流れるような連係に苦戦を強いられたカズだが、ライオンサルトを丸藤に敢行するなど意地を見せる。さらにファイナルカットやパワープラントで攻めこんだ。だが、丸藤にフックキックで動きを止められると虎王、真虎王とつながれて大の字で3カウントを聞いた。

 敗戦にも充実感あふれる表情を見せたカズは丸藤、鼓太郎と握手だ。その後、バックステージでは「(限定復帰について)いろんな方面でたくさんの言いたいことがあるかもしれない。いいよ、それがプロレスだから。答え一つじゃないのがプロレスだから」と賛否を呼んだこの日の試合について語る。そして「ただ、俺の中には一つの答えがあって、そのプロレスを今日、することができました。みんなに感謝です。ありがとうございました」と話した。

 一方の丸藤は「隣に鼓太郎がいる安心感っていうのがありますよ。やっぱり信用できる。やれば強いし、組んだら心強い。俺たちの真ん中には〝緑の人〟もいて見てくれると思うし、組んだらそんな負けるわけにはいかないんで」と吐露。さらに「カズさん! 限定復帰おめでとうございました。そしてお疲れさまでした。今日1日でおしまいということでね。全然できるじゃないかってさ。もうちょっとだけ絞れば、全然いけんじゃない?」と話すのだった。