米国・WWEの〝ジーニアス・オブ・ザ・スカイ〟ことイヨ・スカイが女子世界王座奪回へ、逆襲開始だ。

 6・27サウジアラビア大会の「クイーン・オブ・ザ・リング」トーナメント決勝でリブ・モーガンを撃破し初優勝を飾り、PLE「サマースラム」(8月1、2日=日本時間2、3日、ミネソタ州ミネアポリス)でリブの持つ女子世界王座への挑戦を決めた。だが先週のロウでは、悪のユニット「ザ・ジャッジメント・デイ」を率いるリブに襲撃され、無残にもKOされていた。

 6日(日本時間7日)のロウ(イリノイ州シカゴ)では、ジャッジメント・デイのラケル・ロドリゲスが、女子インターコンチネンタル王者の超新星ソル・ルカに挑戦。試合前にリブ、ロクサーヌ・ペレスら仲間から鼓舞されたラケルは、パワー全開で攻めまくる。ソルはミサイルキック、ランニングニーで反撃するが、まずはロクサーヌが現れてエプロンに立ち、レフェリーを引きつける。

 この隙にリブもリングサイドに登場。コーナーを駆け上がるソルの足を引っ張り、マットに叩きつけた。ジャッジメント・デイの卑怯な介入にも、ソルは踏ん張り3カウントを許さない。リブとロクサーヌが再びエプロンに立ち、レフェリーに文句を言い始めたところで、イヨのテーマ曲が鳴り響いた。リブは入場口を見ながら迎撃態勢をとるも、イヨは観客席から場外バリケードに飛び乗り、ロクサーヌにクロスボディーを見舞った。

イヨに報復され、ぼう然の(左から)ラケル・ロドリゲス、ロクサーヌ・ぺレス、リブ・モーガン(©AbemaTV, Inc.)
イヨに報復され、ぼう然の(左から)ラケル・ロドリゲス、ロクサーヌ・ぺレス、リブ・モーガン(©AbemaTV, Inc.)

 続けて突っ込んできたリブの攻撃をかわし、ソバットをぶち込む。「イヨ!イヨ!」の大チャントを浴びながら、エプロンに立ち、リング内からのラケルの攻撃をスエーバックでしのぐと、そのまま後方回転して場外のリブとロクサーヌにムーンサルトアタックを決めてみせた。離れ業爆発の逸女が得意のポーズでリング内のラケルを惑わすと、ソルの必殺ソルスナッチャーがさく裂する。鮮やかな後方回転式カッターがラケルに決まり、王座防衛に成功した。

 かねて才能を認めるソルをアシストしたイヨは、場外からエールを送った。盟友のWWE女子王者リア・リプリーは負傷欠場中で、和解した〝明日の女帝〟アスカは戦線を離脱したが、逸女はひとりでも悪のユニットに立ち向かい、先週KOされた借りを見事に返した。

 女子最高峰を決める真夏の決戦まで4週間を切り、女子世界王者と「クイーン」の争いは激化する一方だ。

 この日のロウは「ABEMA」にて放送された。