新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」が11日(日本時間12日)、米国・シカゴ大会で開幕。Aブロック公式戦で大岩陵平(27)がボルチン・オレッグ(33)を撃破し白星発進を飾った。

 左肘の負傷で欠場を経験したボルチンの古傷に狙いを定めて一点集中攻撃を繰り出していった。しかしボルチンの怪力は桁外れで、バーディクト、アルゼンチンバックブリーカーで反撃を許す。左腕を極めて脱出を図っても、そのまま強引にその場式カミカゼでマットに叩きつけられた。

 カミカゼを逃れた大岩はジャーマンスープレックスをキックアウトすると同時にボルチンの左腕をキャッチ。デスロール2連発を繰り出し、スリーパーホールドに捕獲した。

 ボルチンは絞められたまま自らコーナーに登って背中からリングに落下する荒技で解除しようとしたものの、大岩は離さずにスリーパーを続行。そのまま左腕を取るとアーククラッチに移行してギブアップを奪ってみせた。

 出場者決定戦から勝ち上がりG1の舞台にたどり着いている大岩は「このG1始まる前に棚橋(弘至)社長に『大岩の課題は優しいことだ』って言われました。プロレスにおいて優しさはちっともいらない。今日のボルチンみたいにケガして欠場してたなら、俺はとことん腕を追い込むし、腕壊しに行くし、関節グチャグチャに悲鳴上げるまでひねってやるよ」と非情に徹した意図を説明。

「俺に今必要なのはそういうとこだろう? 相手を蹴落としてでもこのG1掴みに行くんだ。たとえTMDKのザック(セイバーJr.)だろうと、このG1だけはチームメイトも蹴落として俺は絶対優勝するんだ」と宣言していた。