中日の中田翔内野手(36)が15日に引退発表したことを受け、古巣・日本ハムの後輩でもある巨人の田中瑛斗投手(26)が思いを明かした。
日本ハム時代には野手、投手の関係ながら可愛がってもらったという田中瑛。「ファイターズ時代は自分はずっと二軍にいて、翔さんは一軍にずっといたんですが、コロナの時に(中田が)ファームにいた時に声かけてくれて。そこから野球の話をずっと聞きに行きましたし、声もかけてくれて」と親交を深めたきっかけを明かすと、この日の引退の報には「マジか、て感じです。まだしないだろうと思っていたので。前回翔さんがここ(東京ドーム)に来た時もグラウンドに出てこられなかったので挨拶もできなかったので。なんかあったのかなとは思ったんですが『まさか』と…」と驚きを隠せなかった。
思い出は尽きない。右腕がルーキーイヤーの2018年オフに行われたファン感謝祭でのこと。田中瑛はミニゲームに敗れた中田への罰ゲームとして、大先輩の顔に〝仕方なく〟パイをお見舞いさせた。顔面パイまみれとなった先輩を見た田中瑛は顔面蒼白となった。
「あの時は僕が1年目。(中田とは)喋ったこともなかったし、ファイターズの顔だったじゃないですか? そんな人の顔面に…『そんなことやらせるなよ!』て感じでしたけど(笑い)」と当時を振り返ると「でも翔さんは優しかったですし、会場も盛り上がったし、今となってはいい思い出ですね」と懐かしんだ。
田中瑛にとっては理想の「先輩像」でもある。「みんなが思う兄貴分って感じで、後輩の面倒見はめちゃくちゃいいし、こういう先輩になりたいなって。厳しさもあるから、それこそがいい先輩でもあるわけじゃないですか。全部『いいよいいよ』って言ってくれる先輩がいい先輩かっていうとそういう訳ではない。信頼してないとそこまでできない」(田中瑛)
優しさの中に厳しさもある一方、強面な見た目に反した素顔も知っている右腕。「翔さん、ああ見えてさみしがり屋なんで(笑い)。僕らが引っ付きまわると嬉しそうにしてるのが分かるんで。可愛らしいところもある。みんな分かってて言わないけど(笑い)」と意外な一面を暴露。そんな先輩へは「本当にお世話になりましたってことと、お手本になる先輩として学ばせてもらいましたっていう感謝を伝えたいです」とメッセージを伝えた。












