ノアの潮崎豪(40)に〝復権〟のチャンスが訪れた。

 23日の東京・後楽園ホール大会は前GHCヘビー級王者の中嶋勝彦(34)と対戦。序盤からエンジン全開の潮崎は逆水平チョップやラリアートを仕掛け、中嶋にエルボー8連発を受けながらも今度はチョップ18連発で逆襲する。

 そこから潮崎のチョップと中嶋のキックが交互にぶつかり合い、会場には鈍い音が響き渡る。両者の体力が限界に近づく中、最後は潮崎の豪腕ラリアートがさく裂。元日決戦のGHC戦で敗れた借りを返し、完全復活を証明した。

 試合後、マイクを握った潮崎は「アイアム・ノア」とひと言。続けて「次、俺にはどうしてもやらなくちゃいけないことがある」と、GHCヘビー級王座の藤田和之(51)をリング上に呼び出した。

 そこで「俺に挑戦させろ」と言い放った潮崎に対し、藤田はこれを受諾。深々と頭を下げてリングを後にした。

 こうして4月30日の東京・両国国技館大会での同王座戦が決まった潮崎は「俺になくてはならないベルト。今日、改めて『アイアム・ノア』を発言したとき、GHCがないとまだ始まらないという思いが強かった」と率直な思いを打ち明けた。

 すっかり〝優等生〟になった藤田については「いいんじゃないですか。試合に関しては変わってないし、より強烈になっていると思うんで。試合以外で抑えて試合で爆発させる。そんな藤田和之を超えたい」。ベルト奪取へ気合十分だ。